昨日の秋分の日を過ぎて、今朝は雨も降って急に涼しくなり気温も
25度以下となって、漸く秋の訪れを実感します。
毎年今頃になると空の色や雲の変化に加え、木の葉が風に吹かれて
そよぐ音、遠くから聴こえてくる虫しぐれの音など・・
夏の間は猛暑・酷暑に翻弄されて耳を傾けるゆとりもなく、気付か
なかったかすかな音も聴こえて来るようになります。
涼気がしだいに増してくるにつれて、こうした自然の風物がささや
きかける声も、耳にしみ入るように入ってくる。
秋来ぬと目にはさやかに見えねども 風の音にぞ驚かれぬる
<古今和歌集 藤原敏行>
秋の澄み切った空気は音までも澄んで響いてくるような気がします。
「秋の声」は、そんな秋の澄みわたる自然の気配を感じる言葉です。
今日の画像は秋の散歩で出合った、バッタたちをアップします。
ハネナガイナゴ。
ツチイナゴの子供。
ツチイナゴの成虫。
オンブバッタ、交尾の為♀の背中にしがみつく♂。
>ハネナガイナゴやコバネイナゴは素揚げにすると美味しいですよ。... への返信
以前、長野出身の人からイナゴの佃煮をもらって
食べましたが、けっこう美味しかったです。
もし、食糧危機になったらイナゴ狩りに行こうかな?