庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

サラシナシュウマと10月のアサガオ。

2014-10-26 15:32:44 | 日記・エッセイ・コラム
今年も隣の森の斜面にサラシナシュウマの花が咲いた、長い枝に多数の白い花を付けるので、
ちょうど猫の白いしっぽの様に見える、名前の「サラシナ」は若菜を茹で水にさらして山菜
として食したことに由来しているらしい。

根茎は升麻(ショウマ)という生薬になり、解熱、解毒、抗炎症作用があるとのことだが
関東地方の東京、千葉、埼玉県では準絶滅危惧(NT)に指定され、すぐに絶滅する危険性は
小さいが、将来的に絶滅する危険性がある貴重?な植物との事なので、大切に見守ってや
りたい。

・サラシマシュウマの花。


今年の夏に咲いたアサガオのこぼれ種から新たに芽をだして育った、小さなアサガオに10月に
なって写真の様な小さな可愛い花が咲いた、真夏に咲くアサガオは文字通り朝早く開いて朝8時
頃には萎んでしまうが、今頃咲くアサガオは夕方までずっと咲いているので長時間楽しめる。

・10月のアサガオ。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大きなバッタを捕まえた女郎蜘蛛。

2014-10-25 09:59:40 | 日記・エッセイ・コラム
先日の記事にも書いた庭の周りにある女郎蜘蛛の巣だが、今朝見ると大きなバッタが一匹捕らえ
られて、蜘蛛の糸でグルグル巻きにされていた。

この女郎蜘蛛にとっては自分の体の何倍もある大きな獲物なので、これから何日もかけて食べる?
のだと思う、捕まったバッタには可愛そうだがこれも自然界の掟なので静かに見守りたいと思う。



余談になるが、女郎蜘蛛の背中や足の黄色と黒の派手なシマシマ模様を見ると、何となくブロ野球の
阪神タイガースを連想してしまう、私は別にタイガースファンでは無いが大のアンチ巨人なので、
巨人が負けると嬉しい、この間のクライマックスシリーズで阪神が巨人に4連勝した時は胸がスカッ
とした。

昔から巨人は金にものを言わせて、他球団がせっかく苦労して育てたエースや4番打者を引き抜いて
しまう様な、傲慢さを感じて好きになれない、私は地元の横浜ベイスターズを応援しているのだが・・・
最近はあまりにも弱すぎて?応援にも力が入らない。

庭の山茶花が咲き出した、この花が咲くと季節はそろそろ晩秋から初冬に向かい出したと感じる。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

セイタカアワダチソウとススキの盛衰。

2014-10-23 14:19:25 | 日記・エッセイ・コラム
たしか子供の頃はススキしか知らなかったのだが、セイタカアワダチソウが河原や空き地
などに群生し出したのは、20~30年前頃からだった様に記憶している。

日本にはもともと明治時代に切り花用の観賞植物として導入された帰化植物(外来種)で、
根から周囲の植物の成長を抑制するアレロパシー(化学物質)を出す事によりススキ等、
他の在来の植物を駆逐して、一時は秋になると河原や空き地を濃黄色の花で埋め尽くす様
に群生し大繁殖していたものである。

外来生物法により要注意外来生物に指定され、日本生態学会によって日本の侵略的外来種
ワースト100にも指定され、各地で刈取りや抜き取りなどの駆除活動も展開されている。

そんな事も有り、我が世の春を謳歌して大繁殖していたセイタカアワダチソウも、派手な
繁殖が少なくなりつつあり、それほど背の高くないものが多くなっている。

セイタカアワダチソウの勢いが衰えてきた土地にはススキなどの在来植物が再び勢力を取り
戻しつつある。「栄枯盛衰世の習い、驕る平家は久しからず」は人の世だけではなく自然界
にも言える事だと思う。

セイタカアワダチソウとススキの争い?。


勢力を回復しつつあるススキ。


尚、同時期に増えた帰化植物のブタクサと時折間違われ、花粉症の原因だとも言われていたが、
別の植物との事である。

今日は24節気の霜降、朝夕もぐっと冷え込むようになり、日中も気温は15度くらいしか上が
らず、冷たい雨も降り続き寒い、今年は例年より寒くなるのが早い気がする。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タイワンリスとメジロ。

2014-10-22 15:25:52 | 日記・エッセイ・コラム
タイワンリスは、20年前くらい前この家に越して来た当時は、まだ隣の森まで進出して来て
いなかったのだが、鎌倉の森の方からだんだん勢力を広げ10年くらい前からこの森でも時々
見かける様になった、最初に見た時はついにこの森にもやってきたのかと嬉しかったものだが、
今では数が増えて森の方を観察すると、普通に見かける様になった。

時々我が家の庭先まで遊びに来て、フェンスの上を走ったりするのでビックリするが、
家に居ながらにして野生のリスを観察出来るのは、嬉しいものである。


こちらは庭先の柿の実を食べに来たメジロ、メジロは甘いものが好きなので餌の少なくなる冬場は、
庭の木の枝にミカンを半割にして刺しておくと喜んで食べに来る、秋~冬場はシジュウカラやコゲラ
等と一緒に群れ(混群)で飛んでくることが多い。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

思わずビックリ!森で見つけた龍の頭??。

2014-10-21 17:18:00 | 日記・エッセイ・コラム
以前隣の市民の森の中を探索していた際、まるで龍の頭の様に見える枯れ木を見つけてビックリ!
とても人の手が加えられる様な場所では無いので、自然の造形だと思うがそれにしても良くできて
いた。

昔から山や森や川等には、それぞれ自然を守る精霊の様な存在がいると言われているが、もしかして
この森を守っている龍神様?の化身かも知れないと感じた。

いつもこの森を守っていただいて有難うございますと、感謝しながら撮った写真をアップしておく。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする