庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

春の妖精?ビロウドツリアブ

2022-03-26 10:23:58 | 日記・エッセイ・コラム

庭先に咲き出したムラサキハナナに、ふわふわもこもこ
のコロッとした丸い体に長い口吻、ホバリングしながら
花の蜜を吸うビロウドツリアブが飛んできた。

まだ風に冷たさが残る庭先の日だまりで、この姿を見る
と春の訪れを感じます。

ホバリングしながら扱蜜するビロウドツリアブ。

体長8㎜から12㎜で、ビロードのような黄色い長い毛に
おおわれた体に長い口吻が特徴。

ホバリングが得意で、まるで空中に吊り下げられている
ように見えることからこの名前が付いたとされる。

春の一時季にしか見られないビロウドツリアブは・・

まさに春の妖精と呼びたいくらいかわいいアブです。

ミツバチも飛んできた。

 

ヒメオドリコソウの花で扱蜜するシロチョウ。

モンキチョウも飛んできた。

次は、春先にしか見られないスプリング・エフェメラル(春の短い命)
と呼ばれるツマキチョウが飛んで来ないかなぁ~と待っている。

 

コメント (3)
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”あーすぷらざ”の桜開花状況

2022-03-25 09:45:38 | 日記・エッセイ・コラム

昨日は天気も良かったのでご近所を散歩しながら、
桜の開花状況を見に行ってきた。

先日19日に個人的に開花宣言を行った本郷台駅隣にある、
”あーすぷらざ”(地球市民かながわプラザ)横の桜並木は
例年開花が早く、もう3分咲き位になっていた。

近未来的な形状の”あーすぷらざ”と、青空に映える桜。

ソメイヨシノは、3分咲きくらい。

コヒガンザクラは見ごろ。

まるで宇宙基地?を思わせるような近未来的な
建物形状と桜の風景が良く似合っています。

来週には満開となり、見ごろを迎えそう。

永らく続いたマン防もようやく全面解除されて・・

いよいよ楽しいお花見シーズンの開幕ですね♪。( ^^) _U~~

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春の小川の風景

2022-03-24 09:50:38 | 日記・エッセイ・コラム

桜の開花状況を見に出かけたいつもの川沿いの散歩道は、

川辺に咲くすみれやムラサキハナナなどが春風に揺れて・・ 

もうすっかり春の小川へと装いを変えていた。。

 童謡・唱歌 「春の小川」より

 ♪春の小川は さらさらいくよ~

 岸のすみれや れんげの花に

(スミレの花)

 すがた やさしく

(クローバーの花)

 色 うつくしく

(ムラサキハナナ)

 咲けよ 咲けよと

(ふきのとうの花とムラサキハナナ)

 ささやき ながら~....

(つくしの子)

 

水面に写り込む満開のオカメ桜の中を泳ぐ緋鯉。

 

芽吹いたばかりの柔らかな青い柳の下で
小魚獲り?で遊ぶ女の子。

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天気予報は軍事機密だったって本当?

2022-03-23 10:50:38 | 日記・エッセイ・コラム

今日は何の日カレンダーを見ると、3月23日は「世界気象デー」。

毎日当たり前のようにTV、ラジオ、新聞等で流される天気予報ですが・・

それが一切消えた期間があった事を知っていましたか?。

それは、日本が太平洋戦争に突入した1941年12月8日から放送
が禁止され、それから戦争が終わるまで3年8か月に亘って天気予報
は国民に知らされなかったそうです。

何故?天気予報が禁止されたのかと言うと、それは軍事作戦を行う上
では当日の天候は作戦上の要ともなる為、天気予報は軍事機密とされ
ていたためです。

例えば、戦争中にB29が本土を爆撃する場合、目視に頼るため雲が
厚ければ爆撃目標を正確に狙うことはできないので、晴天を狙って
出撃した方が良い事は言うまでもない。

昭和20年8月9日、広島に続いて2個目の原爆投下予定地の小倉に
向かったB29爆撃機が小倉上空に来てみると・・

当日小倉上空は雲に覆われて視界が悪かったため投下を諦め、次の目標
であった長崎へと向かい、結果として長崎が犠牲になってしまった。。

この辺のことは拙ブログの過去記事にも書いたことがあるので、興味の
ある方は下記↓↓クリックしてご覧ください。

長崎と小倉、運命を分けた空

現在では気象衛星等があり、世界の天気は一目瞭然となりましたが・・

まだレーダーくらいしかなかった時代では、天気予報や天気図は
本土防衛のための重要な軍事機密だったんですね。。

 

桜も開花してお花見の天気予報が気になる頃ですが、ロシアによる
ウクライナ侵攻の行方も気になります・・

世界が平和であればこそ、お花見なども心から楽しめるというもの。

天気予報が禁止されるような争いの世の中に、二度と再び戻しては
ならないと祈るばかりである。。

 

コヒガンザクラ。

ハナモモ。

オカメ桜。

 

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白い花の咲くころ。。

2022-03-22 09:25:38 | 日記・エッセイ・コラム

春3月は、学校を卒業した若者たちが就職や進学のために
故郷を離れて、東京などの都会へ出てくる季節です。

別れと出発の季節でもあるこの頃は、桜に先駆けて辛夷や
木蓮など白い木の花が次々と咲き出します。

「白い花の咲く頃」は昭和25年にNHKラジオ歌謡として、
岡本敦郎が歌って世に知られた抒情歌の名曲です。 

ちょうど今頃のこの季節、散歩の途中でコブシやモクレン
など、白い花が次々に咲き出している光景を見る度に、
懐かしく想い浮かべてしまう歌です。。

作詞:寺尾智沙、作曲:田村しげる、 唄:岡本敦郎

 ♪ 白い花が 咲いてた...

  ふるさとの 遠い夢の日...

  さよならと 云ったら...

  黙ってうつむいてた お下げ髪...

  悲しかった あの時の...

  あの 白い花だよ.....

 

散歩道に一斉に咲き出した白い花を見ると・・

もう半世紀以上前の春3月、高校を卒業してまだ
なごり雪の降る故郷の新潟駅を後にして・・

都会に出てきた頃を懐かしく思い出します。。

コメント (2)
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