くまきち日記

名古屋に住んでいる、くまきちのたわごと。

ヒョシンくん 記者が感じた‘パク・ヒョシン効果’

2016-11-02 01:28:26 | パク・ヒョシン









淡泊になった声、強力になった‘パク・ヒョシン効果’

『ユ・ヒヨルのスケッチブック』約5万人の観覧申請
3時間 ファンと‘渾然一体’コンサート彷彿
逆境を踏んで直接プロデュースした5年ぶりのニューアルバム



パク・ヒョシン効果はすごかった。『ユ・ヒヨルのスケッチブック』史上最多観客が観覧申請をして、最多人員が集まった。
普段の7倍を超える5万人以上が観覧申請をしたのに続き‘ノーショー’なしで観覧席をいっぱいに埋めた約1600人は 
コンサートを彷彿とさせる3時間あまりの録画の間 ひたすら幸せだった。
10月25日に録画が行われ、29日にKBS2TVで放送されたこの番組は ひと言で歌手とファンの完全な一体だった。呼応も100%だった。
ほとんど番組出演をしないパク・ヒョシンの希少価値がファンを録画会場に集まらせた大きな要因かもしれないが、パク・ヒョシン効果はそれだけではない。

記者がパク・ヒョシンを初めて見たのは彼のデビューの頃である2000年 新村ミュージックのチャン・ゴウン社長と一緒だった。
当時チャン・ゴウン代表は‘仁川で歌が最も上手な子’だと私に紹介したようだ。パク・ヒョシンを見た第一印象は今みたいにやわらかくは見えなかったし
若干やぼったいイメージだった。

だが彼の歌にはすぐにハマった。年も幼い子がどうやってあんなにバラード感性を上手に消化するのかという考えが浮かんだほどだ。
“バカ”から最近のCD‘I am A Dreamer’にも収録された“野生花”と“息”まで 彼の歌は大衆の耳をすぐに引きつけた。

パク・ヒョシンはコンサートもたびたびは開かなかった。記者がパク・ヒョシンがライブで歌うのを何度か聴いたのは知人の結婚式場だった。
祝歌を歌うために結婚式場に来た彼に記者は「“雪の華”は中島美嘉よりヒョシンがもっと上手に歌う」と何度か言ったようだ。
歌い方がだんだんと安定していきつつあるという言葉も伝えた。

パク・ヒョシンは序盤 バラードを感情過剰唱法、別名牛追い唱法で歌うこともした。切なさを最大化させる哀願調の唱法である牛追いがハスキーな彼の声と合わさるので 
いくらかボソボソとして暗く憂鬱な感じがあったりもした。だがある瞬間 多かれ少なかれ自身が感じるしっかりしたそのままの感情ほど歌うことで唱法を変化させた。

特に4年8ヶ月ぶりに出てきた今回のCDは自身が直接プロデュースして、ほとんどすべての曲で作詞と作曲にも参加して 自身についての話がよりいっそう浮き彫りになった。
その感情をあまりにもよく知っている人が歌を歌って伝える感性は格別な彼だけのものであり 大衆にも感動的に近づく。

パク・ヒョシンはこれまで多くの‘こと’を経験した。誰より本人が最も大変だっただろう。だが彼は歌では華やかさの武器を捨てて むしろ節制する方向を選んだ。
ところがそれがもっと大きな効果を発揮する。泣かなくても彼が経験した逆境と真心をすべて知ることができる。淡泊になった彼の歌には人生の省察と観照、流麗さが感じられ、
完全な彼のソウルが含まれている。だからファンはパク・ヒョシンの歌で慰められる。

パク・ヒョシンのファンの中にはとりわけ女子大生と若いおばさんたちが多い。この点ではキム・ドンリュルと似ている。
『ユ・ヒヨルのスケッチブック』録画会場の観覧席の前の席を確保するため 夜を徹して待ったファンも多かったというから、十分に理解するだけのことはあった。

3時間を超える録画時間の間 数多くのヒット曲を休みなく歌ったパク・ヒョシンは「とても緊張して一睡もできなかった」と言った。
続いてスケッチブック出演を決めたきっかけについて訊かれると「ヒヨルさんのビデオレターを見て決心した」と
先の放送でユ・ヒヨルがパク・ヒョシンに送ったビデオレターを見たと答えた。

続けてMCユ・ヒヨルは「パク・ヒョシンにとってユ・ヒヨルとは?」と質問して皆を笑わせたが、これにパク・ヒョシンは「フローリスト」という答えを出した。
TOYであるユ・ヒヨルが何人もの客員歌手を育て上げるのを 花を美しく育てあげるフローリストだと比喩したのだ。
パク・ヒョシンはユ・ヒヨルの歌の中で最も好きな曲として“僕が君の側でしばらく生きたということを”を挙げた後 アドリブで短く披露して場を感動させた。

この日の放送は『ユ・ヒヨルのスケッチブック』で毎月1回ずつ披露する特集‘月刊ユ・スケ’の初回だった。創刊号である10月特集は‘夢’というテーマで準備された。
コメント (2)
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