短大を出て以来 数回しか会う機会がなかった友人たちと旅行に行った。
岡山の地元に戻ったUちゃんの誘いで、奈良のTちゃん、大阪のYちゃん、そして名古屋から私の計4人で集まった。
Uちゃんが泊ったことのある『アオアヲナルトリゾート』に泊まり、大塚国際美術館を見るというシンプルな行動プラン。
これにちょうど見頃の鳴門の渦潮を行程に入れての旅となった。
徳島行きのバスは9:00新神戸発。念のために8:08着の新幹線で神戸に着き、駅のカフェでモーニング。
タマゴサンドモーニングが人気のようだが、野菜を食べたかったのでトーストにした。
新神戸駅から歩いて数分のところに滝があるとのことで行ってみた。
行く前に少し迷ったので滝は見ることができなかったが、流れは見えた。
山登り風の人たちもちらほら。
車窓から見えたレトロっぽいバス
ポートピアタワーも
淡路島への橋を渡る時は曇りがちだったが
上陸したら青空が出ていた。のどかな感じだ。
ホテルに着いたら、チャペルのある庭が。
目の前に広がる海!!
アオアヲナルトリゾート。スタッフもお客さんも外国人のかた多し。
翌日は雨予報だったため、鳴門の渦潮を見に行くことに。
うずしお観潮船『わんだーなると』で出航。
前の時間の船が超混んでいたが、私たちが乗った船はガラガラだった。
渦潮に近づいていく。風がものすごい!!
大小の渦ができては消えていく
淡路島から出ているクルーズ船はカッコいい。
鳴門公園に行き、大鳴門橋の上から渦潮を見ることができる『渦の道』へ。
風を通すために左右はフェンスになっており、ここも風が半端なかった。
ガラス床が4か所くらいあり、渦潮のタイミングと会えば上から見ることができる。
『渦の道』から戻る途中、鳴門大橋を臨む。
反対側には遠くに大塚国際美術館が見える。
長いエスカレーターで展望台へ。
橋の向こうは淡路島
美術館の全景が見える
エスカレーターを下り、バスでホテルへ。
当初は最上階の2ベッドの部屋だったが、せっかくなので追加料金を払って広い和室“藍の部屋”に変更。
目の前は海
横も海
温泉で汗を流し、夜は郷土料理のバイキング。鳴門のワカメや鯛、鳴門金時、すだち、淡路島のタマネギなど地元グルメを満喫。
披露宴をやるような大広間で阿波踊りチームが踊りを披露。迫力たっぷり
翌日は朝風呂のあと、朝食。バイキングの会場は待ち時間があったため、階下のカフェに行ったら、
パンと具材で自分好みのサンドイッチが作れるという楽しい朝食になった。
朝食後は路線バスで大塚国際美術館へ。開館前から行列ができていた。
9:30開館だが、少し前にオープンして入ることができた。
エスカレーターを上がると、まず正面にあるのがシスティーナ・ホール。
何年か前の紅白歌合戦で米津玄師が歌ったのを見ていて、その時から来てみたかった場所だ。
壁から天井一面に絵が描かれている。この美術館はすべてレプリカだが、原寸大の陶板に手描きで絵が描かれているのがすごい。
隣にはスクロヴェーニ礼拝堂。こちらでは実際に結婚式ができるそうだ。
上のフロアに上がると、こんなラブリーなフォトスポットが。
モネの池。朝イチなので睡蓮がきれいに咲いている。
池の内側には、360度 モネの『睡蓮』が描かれている。
このフロアにはとりわけ有名な絵が多かった。卒業旅行でヨーロッパに行った際に見た絵も多かった。
『受胎告知』
ボッティチェッリ『春』
『ヴィーナスの誕生』
『バベルの塔』
『最後の晩餐』。これもイタリアで見た。
修復前はこんなふう。
『モナリザ』。どの角度から見ても、ほんとに目が合うのが不思議だ。
吹き抜けから下の階にあるシスティーナ・ホールを見ることができる。
天井が近い!!
美術の教科書にも載っていた。ベラスケス『ラス・メニーナス』
『フランダースの犬』でネロが最期に教会で見たというルーベンスの絵。
これも有名。フェルメール『真珠の耳飾りの少女』
ひまわりチェア。かわいいぞ。
その隣にはゴッホの『ひまわり』コーナーが。
ここには世界中にちらばっている『ひまわり』7点をまとめて見ることができる。
中でもこの青バックのひまわり、本物は かつて日本にあったものの焼失してしまったため幻となっているそうだ。
その写真をもとに陶板で復元され、大塚国際美術館に展示してあるという貴重な1枚だ。
『夜のカフェテラス』
ドラクロワ『民衆を導く自由の女神』
『グランド・オダリスク』
『笛を吹く少年』
ゴッホ『オーヴェルの教会』
クリムト『接吻』
『ジョゼフィーヌの戴冠』壁一面に描かれている。
誰もが知っているムンクの『叫び』
ピカソの『ゲルニカ』。
とにかく広くて、全部見るには時間が足りなかった。またゆっくり見たい。
今回は4人しか集まれなかったが、還暦!には仲の良かった全員で、京都で集まれるといいなぁ。
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