ちゃこ花房~本日も波瀾万丈~

前向きに生きています。
健康で楽しく生活できたらそれが一番
周りの人たちを、元気にできる自分でいたい。

ライムライト

2021年03月23日 | 映画

ライムライト


(1952・米)

制作・監督・原作・脚本・音楽:チャールズ・チャップリン

撮影:カール・ストラス

出演:チャールズ・チャップリン、クレア・ブルーム、 

   バスター・キートン


喜劇役者の老人と、若いバレリーナの

美しいラブストーリー


リューマチで脚が動かなくなり、

すべてに絶望したバレリーナのテリーは自殺を図るが、

同じアパートに住む芸老人のカルベロに助けられる。

テリーを養うためカルベロは

安いギャラで舞台に立ち、

彼女を勇気づけていきます。


昔喜劇のトップスターだったカルベロも昔の栄光はなく芸人としての寿命を嘆きますが

今度は逆にテリーが励まします。


悪い脚が動けるようになり、

6ヶ月後テリーは舞台に復帰し

成功を収めカルベロに求婚しますが

彼は置き手紙を残して部屋を出ていってしまいます。


生い先短い自分が、これから未来が開ける彼女といては彼女の将来がないと考えて。


「人生に必要なものは、勇気と想像力と、少しのお金だ」

舞台芸人としての誇りを最後まで捨てず、

こだわりつづけたカルベロの生き方が素敵です。

若いピアニストに求愛され、

カルベロとは愛ではなく

哀れみだといわれた時、テリーはこういいます。


「哀れみ以上のものよ。

わたしはそれと生きてる

彼の心よ、優しさよ、

彼の悲しさよ

わたしをそれから離せないわ」


老ピアニスト役のキートンとの

デュエットが見られます。

チャップリン自身の

コメディアンとしての心境が投影された名作。

最高の作品です。

ブラボ===-











コメント (4)
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