ちゃこ花房~本日も波瀾万丈~

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ビューティフル・マインド

2023年04月20日 | 映画
ビューティフル・マインド(★★★★)

2001(米)
監督:ロン・ハワード

出演:
ラッセル・クロウ、
エド・ハリス、
ジェニファー・コネリー

数学者である「ジョン・ナッシュ」の数奇な人生を描いた実話。

プリンストン大の大学院に進学したジョン・ナッシュは、独創的理論の研究に没頭。
全てのことを頭の中で理論化してしまう彼は、
しまいに精神的に病んでしまい、現実なのか幻想なのかわからなくなってしまう。

「ビューティフル・マインド」、なんて美しいタイトルなんだろう。

知人のご主人が数学者で、「数学は芸術で、これほど美しいものはない」というそうで。
そんなものなのか、数学。

かなり、ガタイのいい数学者(ラッセル・クロウ)で笑ったが、
ラッセルの演技にグイグイ惹きこまれてしまった。
こういう天才を支えるには相当の覚悟というか、奥さんにただただ脱帽。

友達に至っては、本当に彼を支えてくれたのは生身の人間でライバルだった級友だ。

やっぱり「愛」なんだね。
それにしてもよかった凡人で。
あっちの世界に行ったら、多分わたしは戻ってはこれない

一度観て欲しい映画だ
統合失調症という病気の苦しみがわかる。



















【ジョン・ナッシュ】

1959年から統合失調症を患うようになり、1960年代には精神病院に通いながら研究を続ける。1970年ごろから寛解に向かい、1990年代には症状が出なくなったとされる。彼の半生を描いた映画『ビューティフル・マインド』は、天才数学者としての偉業と成功、及び後の統合失調症に苦しむ人生を描いた作品である。

【ナッシュ均衡】
ノーベル経済学賞を受賞したジョン・ナッシュが定式化したゲーム理論のうち非協力ゲームの基本概念で、すべてのゲームの参加者が、一定のルールのもと、自らの利得が最大となる最適な戦略を選択し合っている状態のこと。

【統合失調症】
統合失調症(とうごうしっちょうしょう)は、自分が他者からコントロールされていると考え、思考、知覚、感情、言語、自己の感覚、および行動における他者との歪みによって特徴付けられる症状を持つ、精神障害の一つである。

青年期以降に後天的に発症し、症状は徐々に進行していく特徴がある。

この精神障害は「統合失調症スペクトラム障害」の一つであり、症状が進行しやすい。
統合失調症には
「非定形向精神薬」という新薬が開発され、日本でも1996年から使用されている。

従来の向精神薬とは異なり、副作用が極めて少ないのがこの薬の特徴

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (よっちん)
2023-04-20 21:48:11
この映画は海外へ行く時に
飛行機の中で見たような気がします。

ただ、途中で寝たりしたので
ストーリーを全く覚えていませんわ。

応援ぽち
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Unknown (kumaneko48)
2023-04-21 00:43:11
私も機内ではひたすら映画をみています。
機内で観たもので強烈に印象に残っているのはマット・デイモン主演の『オデッセイ』とてもポジティブで諦めない役を演じたマット・デイモンに刺激され、帰国後すぐに元職場に仕事復帰しました。
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