第五惑星
(★★★★★)
(1986・米)
監督:
ウォルフガング・ペーターゼン
出演:
デニス・クエイド
ルイス・ゴゼットJr
バンバー・ロビンソン ブライオン・ジェーム
リチャード・マーカス キャロリン・マコーミック
脚本:
エドワード・クマラ
撮影:トニー・イミ
音楽:
モーリス・ジャール
原作:
バリー・ロングイヤー
21世紀末、地球人とドラコン人は戦争を繰り広げていた。
地球人のダビッジは交戦中に、未知の惑星の第五惑星に不時着してしまい
ドラコン人のジェリーの捕虜となってしまうが
余りに厳しい惑星の自然環境の中で生きていくにはこのドランク人のジェリーと協力していかざるを得なくなる。
やがて2人は協力しあうことで、固い友情で結ばれていく。
宇宙人と地球人が戦争状態にある中で友達になってしまうという展開は
SF映画としてはかなり異色かもしれない。
ここでは地球人より宇宙人のほうが崇高である。
「真実はどこでも同じだ」というジェリー。
人種は違っても真実は同じなのだということだろう。
エイリアンやスターウォーズのような派手さはないSFだが、大のお気に入りの作品。
ジェリーの崇高な精神が、その醜さを感じさせなくなるのが不思議。
今地球では、人間同士で戦争を繰り広げられている。人間の都合で便利なものを作り、ごみを出し、自然を破壊し続けている。
もし、この宇宙に生物(宇宙人)が住んでる星が存在するとして、どういう生き方をするのか想像してしまう自分がいる。
地球の侵略を目論み、攻撃されても、地球では戦争を続けているのだろうかと。
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