ブラザーフッド(★★★★)
2004(韓国)
監督:カン・ジェギュ
出演:
ウォンビン、
チャン・ドンゴン
1950年、朝鮮戦争勃発により、なんの準備もないまま高校生のジンソク(ウォンビン)が徴兵され、弟を守るためジンテ(チャン・ドンゴン)も一緒に戦地へ。
自分を犠牲にしてでも弟に夢を託しているジンテは、戦場で手柄を立てて勲章をもらい、弟を除隊させようとする。
そのためなら、どんな犠牲もいとわない。
国を分断され、同じ民族同士で戦った悲劇の国韓国。
戦争映画と、兄弟愛の映画。
儒教の国、韓国の「血の濃さ」は、凄いものがある。
韓国人の、ヒステリックな感情表現が私は苦手だが、豊かになりすぎて、「謙虚」とか「親を大事にする」「目上の人を敬う」「兄弟を大事にする」など、古きよき時代の日本が大事にしていたものを忘れてしまっているかのような日本と違って、こういうものをずっと大事にしてきている韓国は凄いと思う。
冒頭の戦闘シーンは、ただただグロい。
正視してみるのは大変。
こういうシーンを見ると、戦場で生き残るのは「奇跡」に近いのではと思ってしまう。
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