金剛力士像は日本各地の寺院の入口や拝殿、本堂などにある。
その中でも有名なのが、奈良県の東大寺南大門にある金剛力士像だ。
筋骨隆々で、まるで生きているかのようなリアル感のある肉体に、憤怒しているような鋭い眼球、
それでいて肉体を纏う腰布は流れるような軽やかさの流線美。
たくましさと美しさを兼ね備えた表現は運慶ならではで、東大寺南大門の金剛力士像は運慶の最高傑作だ。
東大寺 南大門
金剛力士像は2体で1組、阿形像と吽形像から成り立つ。
通常、向かって右側に阿形像、左側に吽形像を配置。
また、阿形像は口を開けており、吽形像は口を閉じているのが特徴だ。
阿形像
吽形像
運慶は終生、「生身(しょうじん)の仏」を求め、リアルな表現を追い求めたとされている。
守り神のような金剛力士像に勇気を貰いたくて時々会いに行きたくなる。
奈良に越してきて40年
終の棲家もここ奈良だ。
平安時代から鎌倉時代に掛けて活躍した運慶と快慶の共同作のこの金剛力士像
私が出会ったのは修学旅行と30代の頃、主人と奈良を訪れた時ですから
未だ若かったからなのでしょうね。
「凄いねぇ」とは思っても、その凄さを追求する迄には至りませんでした。
今、お写真を拝見して、ただただ、そのダイナミックさに溜息が出るばかりです。
たかさんは修学旅行で出会いましたか。
私は結婚して奈良に越してきてから。22;3歳の時に初めて見ました。
男前な像ですね。惚れ惚れするような像です。
近くまで行く用事がある時は、訪れています。
添付されてるブログ記事は、当時NHKの、「その時歴史は動いた」で取り上げられた東大寺の南大門、金剛力士像を見た後かいたものです。
たかさんの記事を読んでたら、自分のblogを読み返したくなった。
雅な京都の仏像より、人間臭い奈良の仏像の方がすきですね。
こう言った日本の宝のようなものは、見ておくべきだと思います。