ちゃこ花房~本日も波瀾万丈~

前向きに生きています。
健康で楽しく生活できたらそれが一番
周りの人たちを、元気にできる自分でいたい。

思い出のテント

2023年03月21日 | 遊ぶ
これは、25年くらいに書いた私のコラム

タイトル
【思い出のテント】

連日猛暑が続いている。
今月の中頃から末までには梅雨も明けるだろう。
この時期、わたしはちょっと憂鬱になる。

何故なら夏休みにはいると早々に、毎年わたしの嫌いなイベントが待ってるのだ。
それは・・・・花房家恒例のキャンプ。

五島列島生まれの私は、
野山を駆け回り、夏になれば台風以外海で泳いでいる野生児だったが、
結婚してインドア派になる。
家にいるのが一番好き
だ。
好きな音楽を聴きながら、好きな花を弄って愛でて読書して、、、。

わたしが産んだ3人の子供は、猿並みの野生児の男ばかりだった。

よって、わたしはインドア派なのよ~とはいっておられず、息子たちが小さい頃から海水浴や、遊園地、自然公園、とにかくいろんなところに連れて回ったものだ。

長男が小学校1年の夏、
夫はかねてから実現させたいと思っていた「野外キャンプ」にいく事にした。
当時わが家にはキャンプの道具がなにもなかったので、必要なものを揃えていかなくてはならないのだが、そこは船場育ちの夫の事、無駄金は使わない。
利用できるものは、古いものでも最大限に利用、
流行に全くこだわらない人間である。

自分が子供の頃のキャンプに利用していたと言う
テントを実家より持って来たのだが、このテントというのが年代もので私を驚愕させた。

ふっ古すぎる!!!!
それに,汚いっ!!!!!

今の時代にこんなテント
存在しないぞっ!!

とわたしを驚かせたそのテントは、雨露をしのぐだけのシンプルな三角テントだった。(軍用みたい)


画像はネットより拝借

主人の子どもの頃のテントと言えば三角屋根のコットン生地の物が主流の時代。

厚地の黄色のそのテントは、30年以上前のものと思われる。
船場の商家の息子だった夫の家では、夏になると
会社の社員、丁稚さん、お手伝いさんを引き連れ
大人数でキャンプに出かけるのが恒例だったらしいのだが、、
どうもその頃使っていたテントの一つらしい。
船場の商人はけち、
失敬、物を大事に使うと言うのは本当だったのだ。

厚地の生地のそのテントの中にはいると、中は真っ暗である。(ひ~~~!!!!


床は地面のためにそこに敷物を敷くというものだった。

そのテントとともに出かけた場所は、能登半島のとあるキャンプ場。

カラフルなドームテントがところせましと並ぶなかで、今の時代みた事もないようなテントが1つ。
しかもデカイ!!!
目立つは目立つ‼️

まったく気にする様子もなくルンルン気分でテント張る夫。
手慣れてる....。

夫の凄いところは、人様の目をまったく気にしないところである。
流行は追わない、古かろうが、破れていようが
笑われようが、彼にとっ人目はどうでもいいことなのだ。

初めてのキャンプに子供たちも大喜びで、わたしたち家族は、それなりに2泊三日の楽しいキャンプ旅行を、
の、はずだったのだが。(遠い目)

我が家にあの時のテントはない。
初日のキャンプの夜、疲れてぐっすり眠っている
わたしたち家族を襲ったものは、突然の豪雨であった。

地面の上に敷物をしただけの床に寝ていたわたしたちのテントの中には、
またたくまに雨が流れ込んできたのだった。

わたしたち夫婦は慌てて幼い息子3人を順番に車の中に放り込むと、豪雨の中荷物を車に押し込め、立派なテントの中で眠ってるほかのキャンパーより一足先に、逃げる様にしてキャンプ場を跡にしたのだった。

そう、
つまり、

テントを置いて来た

車の中で、長男の「ねえパパ、あのテント持ってかえらへんの?」
という素朴な疑問に、夫は
「ああ、あのテントは、あのキャンプ場に寄付して来た」と答えた。

うそつけ!捨ててきたんだろが。

当事幼かった子どもたちは、パパはとてもいいことをしたきたのだと思ったに違いない。

その夏の思い出の感想文に「僕たちは、テントをキャンプ場に寄付しました」と書いた長男。
いい子だよ、お前は

キャンプ場を管理されていた皆様、当事の置き去りテントの件許してほしい。
あのテントは、きっとあのあとすぐに処分されたのだろうか。
それとも、あの時代に珍しいあの型、
皆のさらしものになったのは言うまでもないだろう。
これに懲りてキャンプはその後しなかったのか、
と言えば、、、
いまだ続く花房家のサバイバルキャンプ。
健在である。

ひ======んっ(ToT)




花房家が毎年利用していた兵庫県の弁天浜キャンプ場

住所 兵庫県豊岡市竹野町竹野弁天浜 アクセス案内 JR山陰本線竹野駅下車徒歩10分、全但バス竹野浜行き小学校前下車5分 北近畿豊岡自動車道 但馬空港ICから約25㎞






3人の息子達は、「そろそろ俺らもキャンプやろうかな」と言ってます。
三男に至っては、キャンプ一色道具を揃えたようだ。
嫁ちゃんらは
「野郎だけ(男ども)テント張って、女子は旅館だ‼️」
と言っております。
可愛いなあ、サルみたいな次男と三男は年子

あちゃー(>_<)、
花房ちゃこ、焼けてんな〰️てか焦げてるやん!!
背中も腕も真っ黒たい!!
(五島弁が出ました)

ここはどこだ?
久美浜の猛暑で地獄のキャンプか?
思い出した❗
久美浜でテント立てた地獄のキャンプから、弁天浜に移動したんだった。

懐かしい思い出







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2 コメント

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Unknown (よっちん)
2023-03-21 09:08:59
私がザックにテントや寝袋を詰め込んで
登山をしていたのが40年前。

その頃に比べると登山用具の進化は
目を見張る思いです。

応援ぽち
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Unknown (kumaneko48)
2023-03-21 13:39:56
てことは、よっちんさん20代前半かな?
本格的に登山やってらしたんですか?
健脚の人が羨ましい❗
職場の山登りクラブに入ってますが、アップダウンの激しい中級、上級コースは無理なので、初級コースを選んで登るようにしています。
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