1960・イタリア・フランス)
監督・脚本:ルキノ・ヴィスコンティ
出演:アラン・ドロン、アニー・ジラルド、
レナート・サルヴァトーリ
クラウディア・カルディナーレ
ヴェネチェア映画祭審査員特別賞
評価:★★★★★
感想:
イタリアの南部移民問題を鋭く突き、
家族の崩壊をドラマティックに描いたヴィスコンティの傑作品。
南部のパロンディ一家は、北部の大都市ミラノに希望を託して移住してきます。
次男のシモーネはボクサーで頭角をあらわしますが、
娼婦のナディアにのめり込んでしまいます。
しかし、ナディアは三男のロッコと愛し合うようになり、
嫉妬に狂ったシモーネは、彼女をロッコの目の前で犯してしまいます。
ロッコは、兄のためにナディアを諦め、
家族の犠牲となってボクサーになり成功を収め
シモーネは、ナディアを殺してしまう・・・
原作は「ロッコとその兄弟たち」です。
映画を好きになるきっかけとなった作品です。
アランドロン、美しいわ~
ルキノ・ヴィスコンティと言えば美少年たちを愛し、寵愛したことで有名ですね。
監督の作品、好きですが
人間はゲス?
美しいことは罪....。
美人でも旦那に浮気されるとか、変な道に走ったり、壮絶な人生歩んだり、幸せな人生とは限らないんだもんな。
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