ボーイズ・ドント・クライ(★★★★)
1999(米)
監督:キンバリー・ピアース
主演:ヒラリー・スワンク
クロエ・セヴィニー
アリシア・ゴランソン
【あらすじ】
体は女だが心は男の「性同一性障害」のブランドン。
自分の気持ちに正直に、男として生きることを選んだブランドンは
好きな女性「ラナ」との愛に生きようとするのだが、
実は彼女が「性同一性障害」であるということが回りにばれたことで悲劇が起きる。
世間が、男が「性同一性障害」のブランドンの存在にパニックを起こしてしまうのだ。
ラナの母親は「化け物」呼ばわりし、
男だと信じていた友人たちはブランドンをレイプしてしまう。
【感想】
1993年に実際にアメリカで起きた殺人事件を忠実に描いた映画。
マイノリティに対する偏見って保守的な地域では特にアメリカはきつい。
弱いなあ男。レイプするこ
とで彼女の「男」の部分を否定して、強引に「女」と
納得したかったのかも、彼ら。
重くてつらい映画だが、ブランドンの愛に応えた「ラナ」が救いか。
ブランドンとラナのセックスシーンが美しい。
何が凄いってこの映画、性同一性障害の美しい青年を演じたヒラリー・スワンクの演技。
凄い!
20代にクー・クラックス・クラン(KKK)秘密結社、白人至上主義団体の映画をみて胸が悪くなったのを覚えている。「ミシシッピー•バーニング」
KKKに限らないけど人種差別系の映画は多いし、反吐が出るほど苦しくなるもの多い
信じられないくらいに保守的のようですね。
そいつらがトランプの最大の支持基盤ですから
困ったものですわ。
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