クマさんのダイビング日記

スキューバ・ダイビングで行った沖縄、石垣島、白浜などの紹介。
お酒や街歩きで気付いたこと、お酒のことなどの日記。

薩摩宝山

2008-09-23 11:54:29 | クマさんのほろ酔いコーナー

クマさんのほろ酔いコーナー
番外編、薩摩宝山

銘柄 :薩摩宝山、25度
酒造所:西酒造株式会社
所在地:鹿児島県日置市
特徴 :誠実な対応に好感を持ちました

Houzan01 「きちんとお伝えする責任がある。私たちは、初めて新聞広告を掲出いたします。」
の出だしで始まる広告が新聞に掲載されました。

全国紙の全面広告を使って、事実の報告とお客様への説明がされています。

□なぜ、薩摩宝山を自主的に回収することを急いだのか?
□今回の不正流通より以前に造られた薩摩宝山は安全なのか?
□芋焼酎なのに、なぜ原料に米を使用していたのか?
□原料を安く仕入れ、利益を得ようとしたのか?
□薩摩宝山以外の銘柄に不正流通米は使用されていないのか?

この説明を読むと、そうだったのかと思わず納得と、焼酎づくりのことを知ることが出来ました。
例えば、
芋焼酎の場合、麹菌の繁殖に米が必要であること、
安く仕入れてなかった、むしろ組合米の価格よりやや高めの価格で仕入れていた、
など。

通常なら、新聞の下の方に小さく掲載されるおわび広告を、全面広告を使って丁寧に報告されてます。

広告料は、新聞社1紙だけでもうん千万円、もし全国紙5社合計だとその5倍。
商品回収や出荷停止による経費も合わせると、億単位の額になると思う。
小さな酒造会社にとっては、これは大変な事態でしょう。

酒造会社に落ち度は無く、仕入先の米流通会社に問題があったのは明らか。

「雨降って地固まる」のことわざどおり、薩摩宝山ファンが増えれば良いのですが。
ピンチはチャンス。

誠意ある姿勢に好感を持ちました。
薩摩宝山、飲もうかな。

以上クマさんの意見広告でした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

八重泉

2008-09-14 20:16:00 | クマさんのほろ酔いコーナー

クマさんのほろ酔いコーナー
No.10八重泉

銘柄 :八重泉、30度
酒造所:有限会社八重泉酒造
所在地:沖縄県石垣市字石垣
特徴 :石垣島では定番の泡盛で広く愛飲されています。

Yaesen01 八重泉は「やえせん」って読みます。
そのくらい分かってるって、すいません。
市街地から、北東方向に車で10~15分程の所に酒造所があります。

その飲み心地はマイルドというか、ソフトです。
№1で紹介した「おもと」をやわらかくし感じです。
すう~っと、口の中で入っていって、舌の上で香りが広がります。
ピリピリ感がありません。

なので、多くの人に飲みやすい泡盛だと思います。
パンチのある泡盛を求めている方、個性のある泡盛を求めている方には物足りないかも知れません。

さて、飲み方は、ストレートかロックが良いと思います。
もともとの性格がソフトなので、何も割らない方が本来の味を楽しめて美味しいと思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

くまのビール

2008-08-27 20:27:59 | クマさんのほろ酔いコーナー

クマさんのほろ酔いコーナー
No.9くまのビール


銘柄 :くまのビール、ラガーとダーク、どちらも5%
酒造所:くまのビール株式会社
所在地:和歌山県新宮市熊野川町
特徴 :和歌山熊野の名水を利用し、こだわりの素材、独自の作業工程で作られている。

大メーカーの一般的なビールのように、米、コーン、スターチなどの副原料は使用せず、天然水、ポップ、麦芽にこだわり作られています。
また、熱処理やろ過をしていません。
なので、本当の生ビールの味わいです。

Kumano01 ラガーは、軽い口当りでサイダーのようです。
で、甘く見て飲みすぎると、酔います。
ちゃんとアルコールは5%ありますから。
料理の味をじゃまをしないので、美味しい料理と一緒に飲むには良いかもしれません。

ダークはラガーに黒ビール的な風味を持たせた感じです。

飲み方は、もちろん冷して飲むに限ります。

熱処理やろ過をしていないので、発酵が進まないうちに、早く飲むことをお勧めします。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

紅乙女

2008-06-26 22:55:34 | クマさんのほろ酔いコーナー

クマさんのほろ酔いコーナー
No.8紅乙女


銘柄 :長期貯蔵、胡麻祥酎、紅乙女、25度
酒造所:株式会社紅乙女酒造
所在地:福岡県久留米市田主丸町
特徴 :紅乙女酒造の代表的な焼酎で胡麻の味と香りがたっぷり

Beniotome01 「焼酎」と書かず「祥酎」と表現してます、この酒造所では。

胡麻、麦、米を低温発酵・低温蒸留させた3年貯蔵ものです。
飲んでみると、胡麻の味と香りがしっかり感じられます。
かなり胡麻の主張が強いので、好き嫌いはあるかも。
胡麻ということで、なんとなくヘルシーかな。

飲み方は、ロックまたは水割りが良いです。
胡麻の香りが強いので、お湯割には向かないです。
お湯割にすると胡麻の香りが強くなりすぎます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大雪渓大吟醸10年もの

2008-06-22 14:35:11 | クマさんのほろ酔いコーナー

クマさんのほろ酔いコーナー
No.7大雪渓大吟醸

銘柄 :大雪渓・大吟醸・美山錦、15.5度
酒造所:大雪渓酒造株式会社
所在地:長野県北安曇郡池田町
特徴 :大雪渓酒造の代表的な大吟醸酒で精米歩合は39%

大雪渓酒造のお酒は、基本的には「大雪渓」という銘柄です。
その中で、精米歩合39%になるまで周囲を削って、お米の芯だけを使った「大吟醸酒」。
米は、「美山錦」を100%使用。
なので、「大雪渓・大吟醸・美山錦」という名前になってます。
ただ、ビンには「大雪渓・大吟醸」としか書いてなくて、原材料表示に「美山錦」と書いてあります。
当時の箱には「関東信越国税局新酒鑑評会優秀賞受賞」ってシールが貼ってあります。

Daisekkei01 で、なぜ、10年ものかと言うと訳があります。

スキーで信州方面に行った時、この「大雪渓・大吟醸」を買って来ました。
貧乏性のクマさんは、すぐに飲むのはもったいないと、大事にしまっておきました。
そのまま、忘れてしまい、10年もの時間が経過。
あっ、あの時の「大雪渓・大吟醸」があるはずや、と思い出しました。

でも、飲めるかなあ。
友人いわく「発酵が進んで酢になってるで、きっと」

恐る恐る、封を開けてみる。
お酒の香りがする。
そっと、コップに注いでみると、薄い褐色。
酢になってるのかなあ、と思いつつ口に含んでみると、老酒のような味。
いけるで、これ、飲めるで。

老酒も原料はお米で、長期間熟成させたものなので、似た味がするのも当然といえば当然です。

余談ですが、老酒や紹興酒を飲む時、ざらめ砂糖を入れるでしょ。
でも、「砂糖でごまかさないと、飲めないのなら、飲むな」と言うのがクマさん的感想です。
ざらめ砂糖ファンの皆さん、すいません。

ということで、出来立ての「大雪渓・大吟醸」はすがすがしい香りと味わいだったと思いますが、
老酒になってしまいました。
大雪渓酒造の蔵人の皆さん、ごめんなさい。

なので、今年、八方へスキーに行った時、ちゃんと買って来て、すぐに飲みました。
「しぼりたて生・大雪渓・特別純米生原酒」っていう銘柄を。
報告は別途。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする