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日本史学習拾遺

日本史よもやま話、授業の補足、学習方法

ソウルの空気は・・・

2018-03-12 02:46:13 | 旅行
3日は奈良大に科目修得試験を受けに行き、なんとか博物館経営論の答案を書いて来ました。今年度はこれだけしか試験を受けられませんでした。

これに合格すれば、博物館学芸員課程の実習(二)を受けられますが、日程的に、受けられるかどうか、わかりませんね。学校の夏休み中で何も行事がない時に当たれば大丈夫なのですが。

久しぶりの奈良は、穏やかな空気の中でのんびり歩くことができて、とてもリフレッシュできました。この季節ならではのものでこれまで見たことのない「鹿寄せ」なども見て来たのですが、この1泊旅行の話は、またいつか、書くことにしましょう。

古い話がたまっていて恐縮です。今回から何回かに分けて、2016年の夏に行った韓国旅行の話題を書きたいと思います。

そもそも韓国旅行は、以前の学校の社会科の先生達と焼き肉ツアーに行きましょう、という話があって、数年経ってやっと実現したものです。結局、いろいろな都合で行けない先生もいらっしゃる一方で、私達のそれぞれの「教え子」も一緒に行くことになりました。

企画してくださった先生は、韓国と日本の歴史教育に関して造詣が深く、韓国へは年に何度も行って精力的に活動されている韓国通です。私は最初の学校で同じ日本史教員の先輩としてたいへんお世話になりました。この旅行も、焼肉ツアーとはいいながら、実際にはかなり真面目な社会科見学的な旅になりました。

8月9日~11日までの2泊3日の旅でした。

羽田空港から大韓航空で2時間20分。金浦空港着。韓国は近いですね。ちなみに写真はまだ羽田空港です。出発前の大韓航空機です。

着陸して見えた空は、地平線近くが薄茶色くモヤっていました。ソウルは空気がよくありません。排気ガスの臭いも日本より強いです。私は夏風邪を引いていて、咳もひどく、余計に悪化しました。

到着して地下鉄に乗ると、車内のテレビ画面に、1894という年号とともに、おそらく日清戦争?の頃のことを取り上げた反日的なキャンペーンのCMが流れたり、発車のベルというかファンファーレがなんか勇ましいメロディーだなと思ったり、なんとなく重たい雰囲気が。迷彩服を着た兵隊さんも時々います。韓国はいつも戦争モード下にあるように感じられました。

さて、ホテルに着いて、荷物を置いて散策へ。

徳寿宮だったと思います。とても広大な宮殿がソウルにはいくつかあります。

ドラマの撮影でよく使われるという道。

夕食は、これまた超韓国通で長期休暇中は何週間も韓国に滞在しているかつての同僚の先生と合流して、現地の人しか入らないような居酒屋へ。



辛い料理がやっぱり多くて、喉が痛い私は、もともと辛いものがまあまあ好きだけど、残念ながら辛いものは控えめに選んで食べていました。
ソウルのサラリーマン的な人々が集う居酒屋で、やはり日本とは違う異空間のような感じが味わえました。


もう夜も更けて参りました。明日に備えて今日はここまで。
つづく