前回の続きです。
韓国焼肉ツアーというより一応お勉強メインの旅二日目です。
韓国は車のサイズがバスも乗用車も全体的に日本より一回り大きいです。排気ガスも日本より強く臭います。
道を歩く人々の中には背の高い体格のいい女性も多く、日本人とはやはり違うな、韓国は大陸の一部なんだな、ずっと歩いていけばヨーロッパまで行けちゃうんだな、と、文化のつながりのようなものまでふとイメージしました。
体調がいまいちながら、朝から景福宮(キョンボックン)を目指して出かけました。ソウル市庁近くのホテルに宿泊していたので、歩いて行くことができました。

途中の道に、文禄・慶長の役において豊臣秀吉の軍を撃退した英雄・李舜臣と亀甲船の銅像。

そして世宗大王(セジョンデワン)の大きな銅像が続きます。ハングルを作った王様で、韓国の10000ウォンのお札の顔でもあります。
アメリカ大使館の前まで来ました。ものものしい警備がたくさんいて、写真を撮るな、と注意してきます。アメリカ大使館は撮影してはいけないようでした。何かイベントがあるとかいうことには関係なく、ここは常に警備が厳しいようです。

ねこじゃらしもなぜか日本のよりぶっとい・大きい。

光化門に到着。
ここから先、景福宮は日本人観光客のためのガイドさんについて見学しました。
それを待っている間、同行していた以前の同僚の先生(韓国に長期滞在をよくしている)が、体が大きくてよく鍛えられている様子が何か怪しまれたらしく、警備の人に、カバンの中を見せろ、と言われて、何も怪しいものはないよ、とアピールしていました。ちょっとスナイパーとかスパイみたいに見えたのでしょうか(笑)。その先生は韓国語がペラペラで、道中もいろいろ助かりました。

この地に来て、建物の配置と山の関係が印象的でした。景福宮の北の背景に、北岳山(プガッサン)が見えて、それを絶対的に意識して建物が作られたのがわかります。ちょうど、藤原京における大和三山と同じようで、驚きました。藤原京では耳成山にあたるのが北岳山になるでしょうか。同じ思想(風水)に基づいて宮が作られているようです。

ちなみにこれは藤原京跡の北に見える耳成山。2016年10月に見に行きました。コスモス畑がメインで悪しからず。
景福宮は李氏朝鮮(1392~)の王宮なので、日本の藤原京(694)の方がずっと古いわけですが、中国も含めた、こうした風水思想を元にした都の建設という、文化の共通性を実感しました。風水思想についても勉強したくなりましたが、先を急ぎます。
私はとにかく夏風邪で咳が出たり何やかやで体力がなく、ソウルの猛烈な炎天下で説明もやや上の空で聞いておりました。

北に玄武、南に朱雀、といった四神も彫刻や絵画に表されていました。日本と同じです。

とにかく全体的に規模が大きいです。平城京の大極殿と比較するならば、圧倒的に景福宮の方が大きい・広いと思います。大極殿みたいなのがいくつもいくつもあります。

景福宮の奥の方から横に抜けて北の方に行くと、大統領官邸・青瓦台(せいがだい)がありました。この頃は女性の朴槿恵大統領がその主でありました。多くの観光客がその官邸を見つめ、写真を撮ったりしていました。

景福宮観光が一通り終わって、次は、毎週水曜日に行われている、日本大使館前の反日デモを見に行きます。あの従軍慰安婦像のある日本大使館前です。
つづく。
韓国焼肉ツアーというより一応お勉強メインの旅二日目です。
韓国は車のサイズがバスも乗用車も全体的に日本より一回り大きいです。排気ガスも日本より強く臭います。
道を歩く人々の中には背の高い体格のいい女性も多く、日本人とはやはり違うな、韓国は大陸の一部なんだな、ずっと歩いていけばヨーロッパまで行けちゃうんだな、と、文化のつながりのようなものまでふとイメージしました。
体調がいまいちながら、朝から景福宮(キョンボックン)を目指して出かけました。ソウル市庁近くのホテルに宿泊していたので、歩いて行くことができました。

途中の道に、文禄・慶長の役において豊臣秀吉の軍を撃退した英雄・李舜臣と亀甲船の銅像。

そして世宗大王(セジョンデワン)の大きな銅像が続きます。ハングルを作った王様で、韓国の10000ウォンのお札の顔でもあります。
アメリカ大使館の前まで来ました。ものものしい警備がたくさんいて、写真を撮るな、と注意してきます。アメリカ大使館は撮影してはいけないようでした。何かイベントがあるとかいうことには関係なく、ここは常に警備が厳しいようです。

ねこじゃらしもなぜか日本のよりぶっとい・大きい。

光化門に到着。
ここから先、景福宮は日本人観光客のためのガイドさんについて見学しました。
それを待っている間、同行していた以前の同僚の先生(韓国に長期滞在をよくしている)が、体が大きくてよく鍛えられている様子が何か怪しまれたらしく、警備の人に、カバンの中を見せろ、と言われて、何も怪しいものはないよ、とアピールしていました。ちょっとスナイパーとかスパイみたいに見えたのでしょうか(笑)。その先生は韓国語がペラペラで、道中もいろいろ助かりました。

この地に来て、建物の配置と山の関係が印象的でした。景福宮の北の背景に、北岳山(プガッサン)が見えて、それを絶対的に意識して建物が作られたのがわかります。ちょうど、藤原京における大和三山と同じようで、驚きました。藤原京では耳成山にあたるのが北岳山になるでしょうか。同じ思想(風水)に基づいて宮が作られているようです。

ちなみにこれは藤原京跡の北に見える耳成山。2016年10月に見に行きました。コスモス畑がメインで悪しからず。
景福宮は李氏朝鮮(1392~)の王宮なので、日本の藤原京(694)の方がずっと古いわけですが、中国も含めた、こうした風水思想を元にした都の建設という、文化の共通性を実感しました。風水思想についても勉強したくなりましたが、先を急ぎます。
私はとにかく夏風邪で咳が出たり何やかやで体力がなく、ソウルの猛烈な炎天下で説明もやや上の空で聞いておりました。

北に玄武、南に朱雀、といった四神も彫刻や絵画に表されていました。日本と同じです。

とにかく全体的に規模が大きいです。平城京の大極殿と比較するならば、圧倒的に景福宮の方が大きい・広いと思います。大極殿みたいなのがいくつもいくつもあります。

景福宮の奥の方から横に抜けて北の方に行くと、大統領官邸・青瓦台(せいがだい)がありました。この頃は女性の朴槿恵大統領がその主でありました。多くの観光客がその官邸を見つめ、写真を撮ったりしていました。

景福宮観光が一通り終わって、次は、毎週水曜日に行われている、日本大使館前の反日デモを見に行きます。あの従軍慰安婦像のある日本大使館前です。
つづく。