ポスドク夫婦の海外珍道中:ヨーロッパ生活あれこれ日記

4年3ヶ月の週末婚(イギリス&ドイツの2カ国4都市)を経て、現在ブレーメン在住。旅行、子育て、日々の生活など。

ドイツ人とサッカー

2012-04-18 22:52:59 | ドイツ生活
先日、ブンデスリーガの試合で現在首位のドルトムント対2位バイエルンミュンヘンの対戦がありました。

この大一番は是非とも見たい!

家にテレビがないし、できれば大画面で見たい!

というわけで、お仕事後にひとり街中のスポーツカフェへ。

試合前にカフェでご飯を食べようと思って早めに(45分前)行ったものの、外からみえる店内がそりゃあもう大混みですごいことになっていてびっくり。

表でビールを飲みながら立ち話をしている恰幅のよいおじさまたちは、みんなそろってドルトムントのTシャツを着ているし。


もしドルトムントが負けて暴れるおじさんがいたら危険だし、そもそもお店に入れない。。。
こりゃ無理だ。。。。



で、次なる作戦は大学のカフェテリア。サッカーの試合があるときだけは夜も営業していることを知っていたので、そちらへ行ってみることに。


カフェテリアのオープンは試合30分前からという看板が出ていて、道ばたには大勢の学生&一般人が入れるのを待っていました。


カフェテリアといっても夜は飲み物だけで食べるものがでないので(昼でもショボショボのサンドイッチくらいしかないが)、一番近いケバブ屋にて大急ぎの腹ごなし。


試合開始時間ちょうどくらいにカフェテリアへいったところ、店内には人っ子1人おらず、テレビもついていない。さっきまで道ばたにいた大量の人も見当たらない。


どういうこと??


と思っていたら、なんと普段はサッカー観戦用には開放されない広い学生食堂に人が殺到しているのを見つけました。食堂の椅子をすべて一方向に向け、壁がスクリーン代わり。大一番の試合用の特設のようです。普段はない大きな飲料用冷蔵庫が何台も並び、ビールを買い求める人で大行列。こんなに人がぎゅうづめになっている食堂を見たのは初めてです。


空いている椅子があるわけもなく、後ろの方の通路脇からなんとか立ち見できるポジションを確保。シュートシーンで盛り上がると、前の方で座っている人たちがみんな思わず立ち上がってしまうので、スクリーンが全然見えず、シュートが入ったのかどうかわからない。みんなの反応をみて「あぁ、ダメだったのね」と判断する状態でした。

でっかいドイツ人の大きな背中越しに、つま先立ちでスクリーンをのぞき込むこと45分。ハラハラドキドキの前半戦終了後、すでにぐったり。

運良く近くの椅子が空いたので、すかさず座って休憩。でも、座るとドイツ人のでっかい背中と頭でスクリーンがよけい見えなくなってしまうので、後半開始直前には再び立ってポジション確保。

ドルトムントが点を入れた時と、キーパーがPKを止めたときの盛り上がりはすごかったです。大スクリーンで観戦した甲斐がありました!


それにしても、ドイツ人のサッカー好きは相当なものです。イギリス人もサッカー大好きですが、それ以上にドイツ人のサッカーへの愛は熱いように思います。熱くなりすぎると怖いけど。


なにはともあれ、ドルトムント勝利で首位キープ!やったぜ!!



コメント (2)
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