ポスドク夫婦の海外珍道中:ヨーロッパ生活あれこれ日記

4年3ヶ月の週末婚(イギリス&ドイツの2カ国4都市)を経て、現在ブレーメン在住。旅行、子育て、日々の生活など。

スコットランド旅行記 2

2008-08-27 20:58:47 | 旅行
2日目、8/19。

今日は今回の旅行のメインイベント、蒸気機関車の登場です!この蒸気機関車は電話でしかチケット予約を受け付けておらず、渡英早々に緊張しながら電話をかけたKapiはエライ(自画自賛)!と思うほど素敵な時間を過ごせました。蒸気機関車に乗るのは2回目ですが(一度目は会津若松~郡山)、本当に楽しいです。まだ未体験の方にはぜひおすすめです。

ということで、ジャコバイト蒸気機関車↓

映画「ハリーポッター」に出てくる蒸気機関車のモデルになっているようです。

出発前から大人気で、写真撮影する人でホームがいっぱい。車内も満席のようです。スコットランドの衣装を着た売り子の男性が車内を行き来していました。

車内の様子はこんな感じ↓きれいな景色にさしかかると、みんな一生懸命に撮影していました。


乗車して約30分で一番の見どころ、Glenfinnan Viaduct(グレンフィナン鉄道橋)にさしかかりました。バッチリ事前調査をしていたので、進行方向左側の窓が開く車両ドアをしっかりキープ。

そして、いざ鉄道橋へ!


アーチ状の橋を渡る蒸気機関車、まるで映画のワンシーン。(実際にハリーポッターにも登場しているようです。)

その後、いくつもの丘を超え、約2時間の乗車でついた先はMallaig(マレイグ)という港町。

↑写真の海を隔てた向こう岸がKapiあこがれのスカイ島です。

帰りの発車時間まで1時間半くらいあるので、マレイグを散策。途中、B&Bがやっているカフェでスコーンと紅茶をいただきました。マレイグは小さい町なので、蒸気機関車内で一緒だった人々と何度もすれ違いました。みんな時間をもてあましてウロウロしている模様。

帰りの車内は、着席せずにドア付近をずっとキープしているカメラ小僧が行きよりも増えていました(我々含む)。飛んでくるススにも負けずに顔を出して写真&ビデオ撮影していた我々(特にKapi)、Fort Williamに到着後、顔をふいてみるとティッシュが黒くなる黒くなる...これもまた蒸気機関車の醍醐味ですね(笑)

さて、夕方4時にFort Williamへ戻ってきた後、さきほどのGlenfinnan Viaductがとても気にいったので、橋のふもとまで車で行ってみることにしました。橋を遠くから見るビューポイントはあっても、橋のふもとへ近づくための情報は皆無。近くに車を停めてからは橋がみえるほうへ適当に歩き、途中川を越えなくてはならなくなって引き返し、再度別の個所から近づく.....そして、ようやく橋の全景を間近で見られました。


やっぱり素晴らしい景色でした。道なき草地を歩いてきた甲斐がありました。

そんなこんなで満足し、Fort Williamで夕飯を食べてから宿へ帰りました。
今回泊まったお部屋からの景色↓


(つづく)
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2 コメント

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steam train (Rota)
2008-08-28 06:57:24
蒸気機関車を間近で見ると(特に,回送時に動き出すところをホームで見ていたりすると),たっぷりグリスアップされた大きな可動部を目の当たりにして,その力あふれる機械感に圧倒されます.我々の世代からすると,そのバリバリにアナログな感じがたまらんです.本当に機械仕掛け=力学で動くって感じなんですよ!汽笛(警笛?)や走行時の機関車の音も,映画等で知っているあの音が本当にするんです.
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素晴らしい景色!Part.2 (Kota)
2008-08-28 12:46:17
蒸気機関車!僕は一度も乗ったことがないんですが、Kapiさんに「未体験の方はぜひ」と言われれば、死ぬまでに一度は・・・、と誓ってしまいます(笑)  
ジャコバイト蒸気機関車、確かに「9と4分の3番線(でしたっけ?)」で見た感じがします。この機関車はどこか可愛げがありますよね。D51の重厚さとはまた違った感じです。ハリーポッターに出てきても違和感がありません。


汽車からのグレンフィナン鉄道橋の景色がまた素晴らしい!これは欲を張って、動画が欲しいくらいですね。この景色からの風とか気持ちいいんだろうなー、とかいろいろ想像してしまいます。あー、うらやましい。

そして、お見事!橋のふもとまで!これは土木遺産や世界遺産になっているのですか?あまりにも美しすぎます。もと土木屋Kotaの血も騒ぐってもんです。
土木技師の使命として、利用した人が快適に使えるようにルート選定をしなければならないという風に測量学で学びました。この橋を建設した先輩イギリス人土木技師を尊敬してしまいます。

いや~、なるほど、今回の旅行、「この夏の一大イベント(旅行記 1の冒頭)」の中のメインイベントという看板は伊達じゃなかったですね。この続きも楽しみです。
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