お年を召した206cc。いろいろな(苦い)思い出話も残してくれました。
備忘録として、まとめてみましょう。
1)2011年1月
突然エンジンがかからないトラブル発生。そのまま一週間ほったらかしてみる。
偶然エンジンがかかったときに大学へ行き、無事到着。しかし、帰宅しようとした時には再びエンジンがかからず。仕方がないので、そのまま大学の駐車場に置いて帰宅。
翌日、ドイツ人の友人R(日本マニア。日本語ペラペラ)に来てもらい、ADAC(日本でいうJAF)にヘルプコールをしてもらう。
ADACの人が意外とすぐに来てくれる。バッテリーは正常とのこと。
206ccをADACの車にロープでつなぎ、押し掛けならぬ引き掛けをしたところ、エンジンかかる。
ADACの人にこのまま15分くらい走って来てと言われ、友人Rを駅まで送り、そのままディーラーへ向かう。各種チェックの結果、原因は燃料センサーが壊れていたとのことで交換することに(数日間ディーラーに預けた)。
2)2011年1月
上記のエンジンがかからないトラブルで一週間放置していた間に夜中に当て逃げ。ボディ左側に大きめの凹み。なんともアンラッキーな一週間。Rotaの心も凹む。
3)2011年2月
ガソリン給油をしようとしたところ、凍結によりオイルキャップがまわらない。無理に回そうとした所、鍵が折れる。詳細は過去記事参照。
4)2011年8月
朝、ミュンスターからブレーメンに帰るためアウトバーン走行中にクラッチが壊れる。ブレーメン近くのパーキングに入る際、5速から3速に換えようとしたときに、ガガガという嫌な音した。
その後、特定のギア(たぶん3速?)を使わないようにして、なんとか大学へたどりつく。
その状態で3日ほど乗っていたが、どうにも3速以上に入れようとするとギアが入らないことが多い。
ドイツ語が堪能な同僚の日本人と一緒に大学近くの自動車整備所へ行く。ギアボックスが壊れていると言われる。
ギア交換となると大変なので、セカンドオピニオンとしてプジョーのディーラーへ。お店まで2速で70km/時出して走った。
ディーラーの兄ちゃんが調子をみるために周辺を走りに行く。戻って来て開口一番「クラッチが壊れている」とのこと。ギアではないらしい。よかった。400€でクラッチ交換。
その後、調子が非常によくなり、車の年齢が10歳若返った印象。
手放す2013年3月まで1年半の間、何のトラブルもない黄金時代。
5)マイナーなこととしては、CDプレーヤーが壊れる・暖房がMAXしか使えない。
というわけで、2011年は206ccの厄年と言ってもいいくらい、いろいろとありました。
前オーナーであるRota友人が毎週末のように206ccで遠出をしていたので(ブレーメンからポルトガルまで行ってしまうような人なので)、おそらく206ccの内部はボロボロのヨレヨレだったのでしょう。そのツケが一気に来てしまったようです。
こういう苦い思いでを残してくれた206ccだからこそ、手間がかかる子ほどかわいいということで(?)、手放した後もついつい街中でみかける206ccを目で追ってしまいます。
というわけで、

新たに新車を見つけてしまいました!
大きさ8センチのれっきとした新車です(笑)


車内装備も本物そっくり!

屋根の開閉だってできますよ~。


色は違えど(黒がなかった)、ほぼ本物といえるミニチュアに感心しちゃいます。
このミニチュアと共に、数々の206ccの試練を乗り越えてきたRotaの武勇伝が語り継がれることでしょう。。。
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