花と山を友として

何よりも山の花が好き、山の景色が好き、山で出逢う動物が好き、そして山に登る人が好き。
写真と紀行文で綴る山親父日記

氷瀑の袋田の滝と月居山(つきおれさん)の展望

2010年01月15日 | 登山
朝6時、山の端が日の出前の光りを帯びて、濃いあかね色に連なっている。
夏ならとっくに明るいのだが、この時期はまだ薄暗い。
エアコンを全開にして高速を飛ばす。
那珂インターでおりて、国道118号線に入ったら、タイミング悪く大型トラックと軽の後ろになった。
案の定、予想通りのスピードだった。
それでも袋田の滝に着いたら、8時少し前だった。

朝の光が当たる生瀬富士・(袋田の滝に向かって左の山)

この時間だと、有料駐車場の集金人もいない。帰りに払うことにしてザックとカメラと三脚を持って
袋田の滝のトンネルに行く。


生瀬富士の緑の葉が、光りに踊っている。

それにしても何という冷たさだろう。手袋をしても手がかじかんで、凍えそうだ。
滝見橋の下は、川に氷が張っている。

観瀑台に抜けるトンネルも、営業時間前で誰もいない。
トンネルの中も明かりが少なく薄暗い。

私の前を歩いているのは一人だけだったが、観瀑台に着いたら結構カメラマンがいた。
この時間エレベーターは動いていないから、上の観瀑台で撮るのは、月居山をおりてからにする。

まだ完全には凍っていないが、とりあえず今年の氷瀑は撮れた。










月居山に登るには、観瀑台から少し戻って、左のトンネルを抜けて吊り橋を渡る。


渡った向こう岸の所に、月居山の登山口になっている鉄の階段が有る。

ここからひたすら階段を登ってゆく。月居山は前山と後ろ山からなる双耳峰で、滝の脇から
登るのは前山の方で、ずっと階段登りが続く。


見上げるとこんな感じで、結構きついが、焦らずにゆっくり登れば良い。


まもなく天狗岩と呼ばれる岩のそばを通り、左下に凍った滝の上部を見ながら、コンクリートの
階段を登ってゆく。


階段の曲がり角などに、外に出た踏み跡があり、裸地になっている。


この標柱の所から、左に入って行くと、「生瀬の滝」と呼ばれる滝があるので、寄って見て欲しい。
道の奥に観瀑台があり、生瀬の滝が撮れる。


生瀬の滝に行く道


ここが行き止まりで観瀑台になっている


脇の崖にこんなつららがぶら下がっていた。




良く生瀬の滝は、袋田の滝と相似形と評されるが、多少は似ているかな。

また元の階段道に戻って、前山の頂上を目指す。
途中に生瀬の上流におりていく道も有るが、今回はパス。

とここまで書いた所で、時間が無くなったので、以下は月居山の展望写真と下山後に撮った袋田の滝。






































----------------------------------------
花情報   菜の花と富士山が撮れる 神奈川県二宮町 吾妻山
二宮町 吾妻山