山の花は、毎年同じように咲くとは限らない。
年によって当たり年だったり、外れ年だったりするし、天候の変化によっても違ってくる。
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2009年の流石山のニッコウキスゲは、さしずめ当たり年と言っても良かった。
尾瀬の湿原に咲くニッコウキスゲも良いが、山の斜面を埋め尽くすニッコウキスゲの見事さは
格別である。
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同じ山でこんな「ノギラン」の花もみたが、咲いているのを見たのは初めてであった。
花や茎が粘るネバリノギランはよく見かけるが、ノギランは少なかった。
だから山の花は一期一会であると言っても良い。
必ず又あえるとは限らない。
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これは奥日光の小田代ヶ原に咲くノアザミのシロバナですが、木道から遠いこともあり、気付かない人が多い。
なにしろ500ミリの望遠を使ってもこの大きさにしか撮れない花である。
不思議とこれは3年続けて咲いていた。
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夏の日光白根山に丸沼のロープウェイで登ったら、見てみたいのが「ヒカリゴケ」
かすかな外光で緑色に光っている様は神秘的ですらある。
昨年、刈込湖のそばでも光っているのを見つけた。
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昨年、尾瀬の笠ヶ岳に7月に登って、やっと出会えたのがこの「ミヤマムラサキ」
北海道と中部地方に隔離分布しているという貴重な花、尾瀬でも笠ヶ岳にしか無いという。
笠ヶ岳は、中腹から頂上まで高山植物に覆われているのに、登山者の少ない静かな山である。
今年も又、是非行きたい山である。
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これは私の生まれた岩手県のおとなり、秋田県にある花の百名山「秋田駒ヶ岳」の大焼砂から
見る馬場の小路と女岳、右は馬の背、手前の黄色い花は「タカネスミレ」
秋田駒ヶ岳は、3種類の黄色いスミレが同じ時期に咲く。私はそれを見たさに行ったのである。
あと二つは、「キバナノコマノツメ」と「オオバキスミレ」である。
大焼砂は黄色いスミレが終わると、コマクサの大群落が花開く。
コマクサの咲く頃、馬場の小路は、チングルマの花がまるで絨毯のように広がる。
花好きには 堪えられない路である。
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秋田駒ヶ岳の八合目の休憩小屋の前に、なにげなく咲いているのがこの「ハクサンチドリ」のシロバナである。
誰も見向きもしないのには驚いた。
果たして今年の山では、どんな一期一会がまっているのだろうか。
年によって当たり年だったり、外れ年だったりするし、天候の変化によっても違ってくる。
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2009年の流石山のニッコウキスゲは、さしずめ当たり年と言っても良かった。
尾瀬の湿原に咲くニッコウキスゲも良いが、山の斜面を埋め尽くすニッコウキスゲの見事さは
格別である。
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同じ山でこんな「ノギラン」の花もみたが、咲いているのを見たのは初めてであった。
花や茎が粘るネバリノギランはよく見かけるが、ノギランは少なかった。
だから山の花は一期一会であると言っても良い。
必ず又あえるとは限らない。
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これは奥日光の小田代ヶ原に咲くノアザミのシロバナですが、木道から遠いこともあり、気付かない人が多い。
なにしろ500ミリの望遠を使ってもこの大きさにしか撮れない花である。
不思議とこれは3年続けて咲いていた。
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夏の日光白根山に丸沼のロープウェイで登ったら、見てみたいのが「ヒカリゴケ」
かすかな外光で緑色に光っている様は神秘的ですらある。
昨年、刈込湖のそばでも光っているのを見つけた。
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昨年、尾瀬の笠ヶ岳に7月に登って、やっと出会えたのがこの「ミヤマムラサキ」
北海道と中部地方に隔離分布しているという貴重な花、尾瀬でも笠ヶ岳にしか無いという。
笠ヶ岳は、中腹から頂上まで高山植物に覆われているのに、登山者の少ない静かな山である。
今年も又、是非行きたい山である。
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これは私の生まれた岩手県のおとなり、秋田県にある花の百名山「秋田駒ヶ岳」の大焼砂から
見る馬場の小路と女岳、右は馬の背、手前の黄色い花は「タカネスミレ」
秋田駒ヶ岳は、3種類の黄色いスミレが同じ時期に咲く。私はそれを見たさに行ったのである。
あと二つは、「キバナノコマノツメ」と「オオバキスミレ」である。
大焼砂は黄色いスミレが終わると、コマクサの大群落が花開く。
コマクサの咲く頃、馬場の小路は、チングルマの花がまるで絨毯のように広がる。
花好きには 堪えられない路である。
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秋田駒ヶ岳の八合目の休憩小屋の前に、なにげなく咲いているのがこの「ハクサンチドリ」のシロバナである。
誰も見向きもしないのには驚いた。
果たして今年の山では、どんな一期一会がまっているのだろうか。