花と山を友として

何よりも山の花が好き、山の景色が好き、山で出逢う動物が好き、そして山に登る人が好き。
写真と紀行文で綴る山親父日記

尚仁沢湧水ハイキング・高原山山麓・その1

2010年04月15日 | 登山
ブログを休んでいるにも関わらず、訪問してくださった方に感謝いたします。

義弟の葬儀も無事に終わり、やっと落ち着いたので14日に栃木県矢板市の高原山山麓へ
ハイキングに出かけました。
しばらく歩いていなかったので、身体をならす為に短い距離にしました。

尚仁沢湧水は、以前に知り合いと行った事があり、湧水量の多さと廻りの景観の
素晴らしさに、もう一度行って見たいと思っていたからです。


これは駐車場に立っている案内板で、右下が駐車場で左上が湧水地だが、実際は
尚仁沢川に沿って登ってゆきますので、しっかりしたトレッキングシューズか登山靴が
必要です。私は長靴を履いて登った。

家内の送迎をしなくても良いので、早朝に自宅を出発、国道4号線から矢板市内を県道
30号線、272号線を走り県民の森を抜けて、県道63号線で尚仁沢の駐車場に着いた。
最初から63号線を走っても良かったが、長峰公園の桜の様子も見たかったので
このルートを走って見ました。


尚仁沢の林道入り口、車通行止めのゲートが閉まっていて、一般車は入れない。
ここの林道をしばらく歩いて行きます。
9時23分出発、やがて林道の終点にある砂防ダムと思われる施設に到着する。
ここには東屋やベンチも有る。


施設の前に吊り橋があり、水しぶきが綺麗だ。
橋の少し手前の右側に登山口が有る。


登山口に湧水まで800メートルの案内標識が立っている。


付近に立っている保全地域の看板。


芽吹いたばかりの若葉がすかすがしい。心が洗われる感じがする。


苔むした板橋が自然と調和して、湧水への旅へいざなっているようだ。


尾根によじ登って廻りを見ると、早くもアカヤシオが咲いている。


他の木々は、まだ葉っぱも出ない灰色の山に、ピンクのアカヤシオがいち早く咲いて
風にそよぐ様はいつ見ても心が躍る。
日光では4月の下旬にならないと見られない花である。
折からウグイスも鳴いて、何故が得した気分になった。


アカヤシオを眺めたら、すぐに急な鉄の階段を下りて、吊り橋を渡る


この吊り橋から眺める渓谷もなかなか美しい。




その先は、尚仁沢川の渓谷に沿った林間コースを歩いていく。





水しぶきの音と、小鳥のさえずりと、梢を渡る風の音を聞きながら、苔むした石と
樹木の間を歩めば、林床にはキクザキイチゲの花がうつむいて開けかけている。





大木の根元には、カタクリの花が開いていた。

続く
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ハイキングから自宅に帰ってきたら、イトコから叔母の容体が良くないという。
91歳になった実家の母も調子が良くないと言うから、当分油断できない日々が続く
これでは山に登るのも心が重い。

しかも愛用のレンズを壊してしまったので、代替えで家内のG9を借りて撮って見たが
思うような写真が撮れない。
参ったナー。