映画と海外ドラマと猫

「私の国」を観てから韓流にハマってます。

もう1本。ウォン監督の「マイ・ブルーベリー・ナイツ」

2009-07-10 22:15:44 | Weblog
全編英語のアメリカで撮ったウォン・カーウァイ監督の作品。
2007年のカンヌ映画祭でも上映された。

この映画のヒロインは歌手ノラ・ジョーンズ(エリザベス)。
そして相手がジュード・ロウ(ジェレミー)これだけでも話題作。
そして周りを固める役者が凄い。
「レオン」や「スターウォーズ」のナタリー・ポートマン、
「ナイロビの蜂」のレイチェル・ワイズ、
そしてジョージ・クルーニーが監督を務めた「グッドナイト&グッドラック」の
デビット・ストラザーン!

 この映画も気になりつつ観ていなかった1本でした。
 まず、最初にこの監督らしく列車が夜に駆け抜けてゆく。
(この監督、電車や地下鉄好きですね)
ストーリーは恋人の心変わりで失恋したエリザベス。彼の行きつけの家の向かいにあるカフェ。ここで彼には別の女性が居た事に気付く。
その後、行く当ても無くカフェに寄り、オーナーのジェレミーと仲良くなる。
ジェレミーは彼女のために、毎晩ブルーベリー・パイを残しておくようになる。

失恋の傷が癒えることのないエリザベスはある日、遠回りして道を渡ろうと一人旅に出る。NYからラスベガス。いろんな飲食店の店員をしながら車を買おうと呆然とした計画を持ちながら働いて失恋を癒そうとする。(彼女の店の制服が次々と変わり、場所を変わった事を教えてくれる)そしてジェレミー宛に手紙を書く。
彼はそれを頼りに彼女を探そうとするが見つからない。

 そんな彼女が働く店で出会う人々が名脇役陣。
 やっぱり出てきた制服警官(この設定も監督はお好き??)
デビット・ストラザーンがアルコール依存症の警官です。
その妻がレイチェル・ワイズ、この2人の関係は悲しい。
 ナタリー・ポートマンはギャンブラーの役。

そして、1年近くの後、ジェレミーに電話が。

 優しい映画です。失恋の痛みを癒すロードムービー。
音楽も良くて、軽妙な可愛らしい映画でした。
コメント
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