ちょっと観る気が。。後回しになってしまっていた作品。
しかし、薦められて「観よう」と思うとなかなかネット・レンタルが届かず、
今、感想です。
この映画の元々のアイデアは絵本。
ジミーの台湾の絵本の映画化です。
ストーリーはこの映画の為に作られた2つの恋愛のお話。
香港、台湾、上海。おせっかいな天使が、出会う事ののなかった男女を結びつけ、クリスマスに小さな恋を成就させる、優しさと愛があふれる物語。
香港。小さな結婚相談所を経営するホーは、目の不自由な娘ヨークと出会う。
だが、新開発の痩身ドリンクを飲んだホーが失明してしまう。彼は戸惑い絶望するがそんな一番辛い時に支えてくれたのがヨーク。
クリスマス直前、2人はお互いのプレゼントを選んでいた時、ホーを思いもよらない出来事が襲う―!
上海ではドンは憧れの彼に失恋したばかり。天使のいたずらで間違えて配達されたカードを見てドンに共感した台湾青年・ジエは彼女に会うため上海ヘ行くが、彼女の心は失恋の痛みにさいなまれていた。地下鉄で泣き出す彼女。
台湾から来たこと、カードを読んだ事を告げ、2人で地下鉄の「愛し合う人達」の写真を撮ることに、キスしている他人の写真を断りもなく撮影して追いかけられ、2人で逃げるの繰り返し。。いつしか手を繋いで階段を駆け上がる2人。
交互に繰り広げられる恋愛ドラマ。
そんな中、ホーを取り巻く友人や近所の管理人の子供、そしてヨークのお父さん達の優しさがいいです。突然、失明した彼を暖かく見守る人々。友人達との麻雀シーンが楽しい。ホーは思い込んでパイを投げるのだが、全然違うのに友人達は仕方なく、文句も言わずホーの一人勝ちを許すんです。
結構、笑える優しい映画です。