ひとつの季節が終わり
かけた今
おなじ花が咲きはじめた
ころのように
もう愛されことはないかも
しれない
それに今夜 雨がふりでもしたら
あしたの朝には開かないまま
終わってしまうかもしれない
それならなんのためにきょう
まで
このつぼみを育ててきたのか
花ひらくこともなく
終わってしまうなんて
そんなことばは持たない
あしたのつぼみ
そんなことばは知らない
人間だけが持つそんななげき
のことばは
あしたのつぼみはひそかに
ふくらむ
夜をかけて
たったひとりで
かけた今
おなじ花が咲きはじめた
ころのように
もう愛されことはないかも
しれない
それに今夜 雨がふりでもしたら
あしたの朝には開かないまま
終わってしまうかもしれない
それならなんのためにきょう
まで
このつぼみを育ててきたのか
花ひらくこともなく
終わってしまうなんて
そんなことばは持たない
あしたのつぼみ
そんなことばは知らない
人間だけが持つそんななげき
のことばは
あしたのつぼみはひそかに
ふくらむ
夜をかけて
たったひとりで