ビスクドール・雛人形店・オーディオ販売 佐久市 ヤナギダ店長ブログ

ビスクドール64体他お節句雛人形をフランスへ輸出128年、軽井沢方面がお店の場所。

「あしたのつぼみ」

2022年12月02日 12時19分55秒 | owarai
ひとつの季節が終わり
かけた今
おなじ花が咲きはじめた
ころのように

もう愛されことはないかも
しれない
それに今夜 雨がふりでもしたら

あしたの朝には開かないまま
終わってしまうかもしれない
それならなんのためにきょう
まで

このつぼみを育ててきたのか
花ひらくこともなく
終わってしまうなんて

そんなことばは持たない
あしたのつぼみ
そんなことばは知らない
人間だけが持つそんななげき
のことばは

あしたのつぼみはひそかに
ふくらむ
夜をかけて
たったひとりで

勇気という名の夢

2022年12月02日 12時17分41秒 | owarai
夢をかなえようとした自
分はどこに消えたのか?
と、自分自信をいぶかし
んでみたくなる。

「夢のためなら、命がけ
で・・・・・」という、思いは
どこへ行ってしまったの
か?

今では、その夢とまったく
かけ離れた地味な仕事。
こんな人生なら、他人が
生きたって同じだ、と投げ
やりになったりもする。

確かに、自分の夢はかな
わないかもしれない。

でも、夢を見て理想に燃え
た自分は、確かにいまでも
いる。結果は出なくとも、

理想をかなえようと必死の
自分がいる限り、

その自分こそが、理想その
ものであり、ベストでもある
と信じる。

改定版「あなた自身の生き方」

2022年12月02日 12時14分53秒 | owarai
ひどい言い方かもしれま
せんが、恋人も旦那さまも、
子供でさえ持ち物であり
付属品であることに変わり
はなく、

いざというとき
置いてゆかねばならない
ものであることに変わりは
ありません。

持ち物である限り、時の流
れとともにうつろうてゆく
のは当たり前のこと。山と
積まれた財産が借金に変わ
るのも当たり前の道理。

「二人の愛は永遠に」なんて
馬鹿なことがあるはずがない。
愛が薄くなり、やがて憎悪に
変わる日が来るのも当たり前。

若さは老いへ、命あるものは
やがて死んでゆきます。
“諸行無常”という道理の
まえに、すべて当たり前の
ことばかりです。

そんな浮き草のようにひとと
ころにとどまらず、うつろう
てゆくものに、幸せのよりど
ころを求めているという生き
方そのものに、

基本的な問題があるのではな
いのでしょうか。

持ち物よりも、持ち主である
私自身、衣装を着る人である
あなた自身の生き方が忘れら
れていることに、私たちは気
づかなくてはいけないのでは
ないでしょうか。




『基本はハッピーエンド』

2022年12月02日 12時13分35秒 | owarai
恋人にフラレたとか、友
だちに裏切られたとか・・・。

そんなときにも自分をシ
ナリオの中のひとりに
置き換えるのはありだと
思います。

基本的にハッピーエンド
を目指す。
旅(恋)に出たらその旅先
で誰かと出逢うかもしれな
い。

あるいは、会社の行き帰り
の電車の中で偶然、幼なじ
みに出会うとか・・・。

実現できそうかそうでない
かは関係なく、ハッピー
エンドに向けてどんどん
ストーリーを作っていく。

それで少しでも前向きにな
れていたらラッキーだと
思います。


涙と カクテル

2022年12月02日 12時10分22秒 | owarai
放課後の長い時間を私はひとり、
学校ではなくて、町のはずれに
ある図書館で過ごすようになっ
ていた。

いつ閉鎖されてもおかしくない
ような、さびれた図書館だった。

日曜の午後、たいてい四時過ぎ
くらいに、西陽がまぶしくなっ
て私が席を移動したあとか、移
動する直前に、彼はふっと姿を
現した。

そうして、まっすぐに、私がそ
れまで座っていた椅子を目指し
て歩いてくる。それからそこに
腰をかけて、ぶあつい本を開く。

「こんにちは、あの・・・・」
ある日、思い切って、私の方か
ら声をかけてみた。

どうしていつも、ここに?私の
座っていた場所に。ここ、まぶ
しくないですか?
訊いてみたかったけれど、そこ
までの勇気はなかった。

声はかけたものの、何も言えな
くてもじもじしていると、彼の
疑問文が飛んできた。
「きみの方こそ、どうしていつ
もこの席に?」

そのあとに言った。目を細めて、
まぶしそうに、私の胸のあたり
に視線をのばして。
「ここ、僕の指定席なんだけど」

そんな風にして、私たちはぼつ
ぼつと会話をするようになり、
日曜ごとに図書館で「デート」
をするようになった。

デートだと思っていたのは、
――名づけていたのも――私だ
け、だったと思うけど。

あの、もしもよかったら、この
本」ある日、思い切って、私の
方から「告白」をしてみた。

好きです、つきあって下さい、

なんて言えるはずもなく、その
代わりに私は、私の気持ちを代弁
してくれているかのような恋愛
小説を選んで、彼に差し出して
みた。

「夢をみた」 Ⅰ

2022年12月02日 12時08分22秒 | owarai
僕たちは夢をみた
何千回も夢をみたが
何旋回も夢からさめた
そして 夢をみていたことを
ひたかくしにした

楽しいことは何もなかったが
忘れたふりをしていると
わけのわからないおそれを
忘れることができた

そしてきみ出会えた
きみはあの光りかがやく希望の中に
生きていた

「吠える月」

2022年12月02日 12時07分01秒 | owarai
不気味なほど光る月
そこは白いカベで
できた島

四方八方に ひかりの帯
せばまった坂をかけぬける
陽気な人々 といわれている人々
今は 黒くシルエットで立ったり
 
  すわったり

何がしあわせか わからない
どこが止まっているのか わからない


 切りとられた沈黙
 はりついた情緒
 僕たちの恋は
 追いかけられっぱなし

「誰かを思い」

2022年12月02日 12時04分20秒 | owarai
その人を思う気持ち以外に
何もいらない
そんな人にどうして
なれないのだろう

矢のようにすぎていく
油断するとあっという間

こんなに大切なことが
知らないうちにどんどん
流されていくとは知らなかった

気をひきしめなくては
油断したまま終わりがきそう

誰かを思い
せつなくなる時
その気持ちを大事にしよう