ビスクドール・雛人形店・オーディオ販売 佐久市 ヤナギダ店長ブログ

ビスクドール64体他お節句雛人形をフランスへ輸出128年、軽井沢方面がお店の場所。

せつさなは言葉では表せない

2022年12月26日 12時10分55秒 | owarai
せつなさというのは不思議
な気持ちだと思う。

淋しさや悲しさのよにわか
りやすくはないし、言葉で
説明を求められてもはっき
り答えられないから困って
しまう。

それに人によって受けとめ
方もさまざまで、ある人は
淋しさによく似た気持ちか
もしれないし、

ある人にとっては悲しみの
ひとつの形になっているか
もしれない。

私は・・・・と言うと、こ
れが曖昧。

たとえば触れられそうで触
れられない、その指先と何
ものかの距離をせつなさと
呼ぶのかもしれない。

抱きしめているのに、どう
しても手に入らないもの。

ひとつになりたいのに、決
して体も心もひとつになれ
ないこと。

取り戻せない時間。なのに
昨日のことのように輝いて
いる出来事。そんあどうに
もならない何ものかとの隙
間が、とても愛しくて、とて
も素敵で、とてもとてもせつ
ない。

時の流れという縦糸といろん
な出来事や気持ちの横糸が描く
つづれ織り。

せつさなは言葉では表せない。
ただただ、心にしんと感じる
もの。

男の生きざま

2022年12月26日 12時06分21秒 | owarai
【ブログ:】男の器量
明智光秀は主人の織田
信長を殺したので逆臣
といわれているが、

彼をかこむ近親者や部下
や領民にひどく評判がいい。
亡くなっても慕う人間が多か
った。

長い間、失業者として放浪
生活を送った光秀が、信長
と知り合って二国の国主に

なるまでに、わずか8年しか
たっていない。

光秀が反乱を起こして、
秀吉に討たれたとき、

苦労をともにした明智
一族は城で自決を決めた。

敵がおし寄せたら城の兵は
極力脱出させた。

敵将が知人だと、財宝を全
部渡し、「どなたでも後世に
伝えてください」と、降伏は
しなかった。

さすがの豊臣秀吉も、このとき
ばかりは、「よくそこまでに人を
育てた」と感奮したという。

明智一族の最期は”美しき
倒産”といえる。
人が、命がけで慕うにはそれな
りの理由があったのです。

【人を批評すれば自分も批評され、人を裁けば自分も 裁か れる】

2022年12月26日 12時04分36秒 | owarai
もしかしたらあなたは家族
や友人、知人、同僚や上司
を批評し、なされるべきここ

ととなされてはならないこと
とを断罪しているかもしれな
い。

もしそれであなたが苛立ちや
不満を発散し笑顔になるのな
ら、それはそれで良いと思う。

でも、ひとつ忘れてはならない
のは、

私たちの五感を通して見ている
それらは、すべて自分の存在の
奥深くに隠されている別の

私たちが映し出されているのだ
ということを。

私たちの誰かに対する苛立ちは、
あなたのなかで統合を持っている
別のあなた自身の悲鳴ではない
だろうか。

「静かな嵐」

2022年12月26日 12時02分42秒 | owarai
心細いような、心許せないような、
こんな嵐の夜には、どこからかあ
の人の声が聞こえてくる。
時間も距離もかるがると超え、わ
たしはあの頃に連れ戻されてしまう。

―――大丈夫だよ。キミはなにも、
心配しなくていいから。
―――俺に任せておいて。何もかも
   ちゃんとするから。

―――キミは俺の大事な宝物。簡単
に別れないよ。
わたしを弄んだ、なつかしい、わた
しの昔の恋人。

あれは、あまりにも手痛い失恋だっ
た。そえゆえに、それはガラスに刻
まれた文字のように、わたしの心に
残っている。痛みは、静かな嵐のよ
うにやってきて、樹木をたまわせ、
木の葉を震わせ、わたしの根源を
揺るがせようとする。

でも、大丈夫、絶対に、大丈夫。

言い聞かせながら、わたしはひとり、
暗闇の中で、嵐が通りすぎていくの
を待っている。どんなに激しい雨が
降っても、わたしはもう「過去」を
迎えに行ったりしない。

わたしの心はさらわれていかない。
吹き飛ばされはしない。わたしに
は今、愛しい待ち人がいる。


『眩しい光のなかからのぞきこんで』

2022年12月26日 11時59分52秒 | owarai
茜色の朝焼け雲 ひとつ千切
れて 
ほころんだ空に夢が紡がれる

ほっぺたの紅を溶かしながら
きみは眠っているとても気持
よさそう

眩しい光のなかからのぞきこん
でいるのは
それはぼくじゃないよ
それはただの風さ

ぼくはきみの胸のなかに顔を
うづめて
朝の物音に耳を澄ましている

薄紫の湯気が揺れるコーヒー・
ポットに つびやき声がかすかに
かすかに

きみの髪がゆっくりと翻(ひるがえ)
ったら ぼくはリンゴの匂いで
いっぱいさ

眩しい光のなかからのぞきこん
でいるのは
それはぼくじゃないよ