平塚海岸の防災林の一部を伐採して公園再開発実施の計画が大詰めを迎えている。7億円の予算増額が議会を通り、地元自治体が2年以上に渡り市に求めていた説明会がやっと開催された。7月から工事着工、来秋に開園とのことだが、地元意見を反映しない公園作りに、市行政と市民との分断は残ったままになりそうだ。
市民団体が発行
第23号と粘り強く、各戸配布で主張。
表側上部拡大
総事業費は当初12億円が23億円になり、市の負担が大幅増。内容を示さず7億円の追加予算が議会を通った。
表側下部拡大
裏側上部拡大
裏側下部拡大
市行政からの説明会の通知がやっと自治体に届いた。
市民団体からのパンフレット
短い期間に、制限の多い参加申し込み方法。説明会翌日に報告会開催の案内。
タウン誌が説明会の内容を掲載
工事着工の各種お膳立てが整ったところで、市民出席には制約の多い説明会の実施の印象。市長は「緑を残しながら進めており、環境破壊ではない」と強調だが、樹林を伐採して有料駐車場に置き換えるのでは住民感覚と異なるだろう。
平塚市議会・議員からのニュース
平塚の宝!ウミガメのくるまちを守る原告団メンバーでもある。郵便受けに入っていた。環境に心ある議員さんもいてほっとする。
平塚の海岸線は、相模川から花水川に挟まれ、横浜方面から箱根へ向かう海岸沿いに国道134号線が通っている。相模湾から陸側へ、ウミガメ産卵地の海岸の砂浜、防災樹林帯、国道134号線、住宅街となっている。樹林帯の中間に龍城ヶ丘市民プールがあり、老朽化から再開発の計画が始まり、10年後の現在、コンビニ、BBQ施設、マルシェ棟などを含む公園として工事着工となる。先人の知恵・努力と長い年月で作り上げた逞しい海岸防災樹林帯が有料駐車場の為に伐採されるのは忍びがたい。市内には反対する方も利益を受ける方もおり、市議会の多数決で物事が決まる。なにかもやもやした気分だ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます