「道者令民与上同意 可与之死 可与之生 而不畏危也」
(道とは、民をして上と意を同じくし、これと死すべく、これと生くべくして、危うきを畏れざらしむる)【始計篇】
統治の基本とされる「五事」の一番目にこの「道」が挙げられている。
通常、民衆を指導者と同じ思いにさせ、危険を恐れずに指導者と生死を共にするようにさせることが、「道」であるとしているが、今は、民衆が主権を持っている。
だから、世の指導者は、民衆の総意を敏感に汲み取らなければならない。それこそが、現在における「道」であろう。
だから、世の指導者は、民衆の総意を敏感に汲み取らなければならない。それこそが、現在における「道」であろう。
その上で、現代でいう「道」とは、「目標」ではないだろうか。
つまり、よく行動する組織とは、全メンバーが共通の目標持っている。一体感を持って行動することにより、1+1が2ではなく、10にも20にもあるのではないか。
つまり、よく行動する組織とは、全メンバーが共通の目標持っている。一体感を持って行動することにより、1+1が2ではなく、10にも20にもあるのではないか。
よって、上に立つリーダーは、全メンバーが結集できるような目標を設定することが大きな責務となるのだ。
優れたリーダーとは、人々が気がつかぬうちに、ある目標に向かってメンバーの意思を統一させている。