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兵者国之大事

2009-10-24 03:05:16 | 孫子
 「兵者国之大事 死生之地 存亡之道 不可不察也」


 (兵は国の大事、死生の地、存亡の道、察せざるべきか) 【始計篇】


 『孫子』の冒頭の一句。「兵」とは、戦争とか、軍隊や兵士、戦略などを意味するが、ここでは戦争のこと。


 「戦争とは国家の一大事であり、国民の生死を左右し、国家の存亡に関わる事である。よって、よくよく見極めなければならない」ということ。


 孫子は、大事を決行するときには、統治の基本である5つの要件(五事)を満たしているかをチェックせよと言っている。


1.道(民意を統一できる基本方針)
2.天(タイミング)
3.地(環境的条件)
4.将(優れた指導者)
5.法(組織、制度、運営)


以上の5つであるが、つまり、「戦いとは軽々しく始めるべきではない」ということだ。




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