みちくさをしながら

いろいろあって、生活を見直している日々。

科博「パール展」

2006-01-13 19:50:06 | 雑記
もう鏡開きもすぎてしまっているのに、これが2006年初めての記事になります。
こんなゆるゆるペースの更新ですが今年もよろしくお願いします。
さて、今年初めての話題は、上野の国立科学博物館で行われている「パール展」からいってみようと思います。

ちょいと前になりますが8日の日曜日に『パール展』に行ってきました。
ばか混みでした。
休日の、それもお昼過ぎという時間帯もまずかった。しかし、展示の仕方にも問題があったような…。
何しろ、モノが真珠なので、皆、ケースに張り付きます。
絵画やパンダなら離れていても、動きながらでも見えなくはないのですが、ちっこい真珠ではそうもいきません。
また、科博ならではの仕掛け(ボタンを押したり)も、そこで人がたまる原因になっていたようです。
おまけに、音声ガイドが「科学的、芸術的な観点からの解説に加え、千住真理子さんのヴァイオリンの音色、真珠を育む水の音が聴く人の心を癒します。この展覧会を五感で楽しんでいただくための画期的な音声ガイド」だそうで、それも人が動かない要因になっていたように思います。
したがって、ぴくりとも動かない行列にジリジリしながら待つ羽目になりました。
少しでも開いているケースを探して進んだり戻ったり、会場を行ったり来たりしながら見学したので、もう最後はぐったり。
この程度の内容ならパンフ買えばいいや~、とかなり投げやりに出てきました。

内容は、どうなんだろう。
確かに、50万点の真珠というのはすごいと思うけれど。
いろんな種類があるんだなぁ、とは思ったけれど。
でも、科博でやる意味があるのか?
工芸品なら国立博物館のほうがしっくりくるし、人類史との関連なら国立民俗学博物館のほうがしっかり見せてくれたんじゃないだろうか。
科学方面だって、ミキモトの真珠博物館だってこのくらいは…と思わせちゃうもんな~。

2000年に開催された「ダイヤモンド展」は、地球の地殻構造や工業用ダイヤに関わる最先端技術など、広がりがあって面白かったんだけどねぇ。
真珠だって、もっと広げられると思うんだけどなぁ。

会場内にはミキモトの特設ショップが出てました。
会場限定のミキモトオリジナルグッズ31,500~42,000円也。
今回の展示はセレブな奥様をターゲットにしていたのかな。

まだ開催期間は二週間ありますので、興味のある方はどうぞ。


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