ご主人様はお昼寝中にゃ

この度の「東北地方太平洋沖地震」により、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

当日、お猫様のご飯代を稼ぎに行っていた執事の出迎えはなぜか、トイレの中からでした。猫トイレではなく執事専用のトイレです。やはり地震の時はトイレが一番安全なのかと思ってみたりみなかったり(笑)

そんなある日の事でございます。ビビ様お得意のおねだりポーズでございます。

「ボク、今、暇なんだよね～」
「執事は暇ではございません（苦笑）」
「ボクのお腹をなでる時間もないほど忙しいの？」
「・・・・・・・・」

三白眼で睨まれ、あえなく陥落した執事でございます。

かと思えばご主人様が寝床から手だけを出して執事を呼んでいます。

「どんなに横着なんですか、ご主人様は～。はいはい、何ですか？」
「なんでもないにゃ、ただ手持無沙汰だっただけにゃ」
「・・・・・・・・――えっ、ただ手をブラブラさせてただけってことですか～」

のんきなご主人様に、白旗を揚げて降参です。午後の温かな日差しの中ゆっくりお昼寝をなさいましたとさ。チャンチャン

※　毎度のことながら、我が家のクロネコさんたちに頭が上がらない執事なのでした。

花見より花粉が～の巻 にゃ♪

「春だにゃ～」
「そうですね～」
「春と言えば団子だにゃ」
「お花見じゃないところがご主人様らしいですね」
「花より団子なのにゃ」
「ビビ様も花より団子なんでしょうか？」
「ボク？僕も花より団子かな～？」
「この執事は花よりティッシュと目薬ですね」

そうなのです。この私、花粉症なのであります。目玉をほじくりだして洗いたい！とこの時期は花より目薬なのであります。
ですが、ご主人様はやはり花より団子のご様子です。

「団子、食べたいにゃ～」
「そうやってかわいい子ぶったってダメです。団子は出てきませんよ」
「あ～あ、団子食べたいにゃ～」

どちらかのお宅様のお猫様は「マグロハオイシイニャ～」とか「オカエリ～」とか果ては「バカヤロ～」とか仰るご様子。当家のご主人様は階段で「うにゃ～」と発声練習をするのみでございます。
大変寂しいです。

きっと二人二匹で花見をしながら団子を食べている夢でも見ているいことでしょう。
その隙に私は大福を頂くことにしましょう。

※　執事も花より団子です