クロネコの執事

黒猫一匹と茶虎二匹とのまったりネコライフ

冷えたのでひざ掛けをだしたら

2009-05-24 10:11:12 | ペット2

ひざ掛けにくるまっているコジロウ汗をかくほど暑い日が続いたと思ったのに、思わず冷えたこの日、クロネコの執事はひざ掛けを出しました。ところが寒いと感じていたのはクロネコの執事だけではなかったかようで、コジロウもひざ掛けにもぐりこんできたのです。クロネコの執事のひざ掛けはあえなくコジロウのお休みどころとなったのでした。

「あ~、コジロウ様、ぬくもり加減はいかがでしょうか?」
「最高♪」
と言ったかどうか。でもこの様子ではヌクヌクだったでしょう。
クロネコの執事もヌクヌクでした。






窓の外の蜂にロックオン もう一枚、コジロウ様から。

南側の吐き出し窓にヨシズがはってあるんですが、そこに・・・。

「ブンブンとうるさいわねー」
足長バチがヨシズと窓の間に入り込んで飛び回っています。
その飛び方にハンターの血が騒ぐのかうるさいといいつつ目は蜂の姿を追い求めています。
「ケ、ケケケ」
「オオッ!出ました。ケケケ。獲物をロックオンしたようです」
クロネコの執事の実況中継は続きます。
「脱走の防止の金網に飛び掛りました~。猫パンチが炸裂です。ですが、リーチが足りません――ん?」
良く観るとヨシズに蜂の巣が付いています。
(アッギャ) ← クロネコの執事の心の叫び
のんびり実況などをやっている暇はありません。
諦めたコジロウがいなくなるのを待って、蜂の巣退治をする事になりました。

*誰も刺されなくてよかった~と心の底から思ったクロネコの執事なのでした。


青の軌跡 タイトロープ・ダンサー

2009-05-17 13:24:38 | 本と雑誌

タイトロープダンサー〈STAGE4〉 (リンクスロマンス)

タイトロープダンサー〈STAGE5〉 (リンクスロマンス)

出合ったのが13年ほど前のこと。エクリプスロマンスの頃でした。
作者は、自分は三四郎だと言います。私も基本的には三四郎型の人間だと思っていますが、このカイという屈折した人間にかなりの部分共感または共有するものを持っているように感じてとうとう最終章まで付き合うことになりました。
イヤだと険悪する行為でありながら肉体がそれを求めてしまう。溺れるほど愉しんだ後に残るのは悔恨と自己険悪。それの繰り返し。
だから感情を殺し精密機械のように振舞う。しかし何かの弾みで怜悧な頭脳が破綻をきたす。その原因はいつも相手にある。(私の悩みそのものでした)

この三四郎という男。「愛してるなんて言うなよ。その口引き裂いてやる」と味付けのつもりで口にしようとしたカイに唸ります。
ですが、最後に「惚れているんだぜ」と無邪気に微笑みます。
この男。サイテーだと思いました。
でも、私もカイと同じくこの男が好きです。(カイは好きなんかじゃありませんと、言下に否定するんだろうなあ)傍にいて欲しいと思います。熱くて強くてわがままで。

15年の時を経て完結した「青の軌跡」シリーズ。
久能千明先生ありがとうございました。(5年前までは結構近くに住んでいたんですね~)
沖麻実也先生お疲れ様でした。