ある寒い夜のことでございます。クロネコの執事は一日の仕事も終わり、お風呂に入ろうといたしました。
しかしそこには先客がいたのでございます。
そうです。ご主人様です。
「・・・ご主人様、ここでいったい何をやってんですか？」
「それはだな、一緒に入ろうと思ってだな～」
「一緒にお風呂にポチャンって入るってことですか？」
「いや、ポチャンとは入らんぞ」
「じゃあ、一体何のためにここにいるんですか」
クロネコの執事の風呂用の椅子に座りちょっとオドオド。きっと、クロネコの執事に無理矢理ポチャンと風呂に入れられるのでは、と思っているんでしょう。
「無理に入れやしませんよ」
「おまえじゃ、わからん」
そこでご主人様様は出窓に飛び乗り、そこで執事の入浴を見守るつもりのようです。
ここには毛布もあり外も見えるし、ポイントの高い（おネコ様にとって）居場所のひとつです。
しかしいくらご主人様といえど、結構恥ずかしい。
結局最後までここで湯気だけにあたっていました(笑)
※ 肉球にソープをつけて背中を流して欲しいなあと思ったクロネコの執事なのでした。
正月行事も一休みをしたある日、新潟から親衛隊隊長が北海道の友人を伴って遊びにやってきたときのことでございます。
クロネコの執事はそのとき目撃したのです。
ビビ様が友人に向かってオネダリをするところを！！
顔を見上げ「なぁ～ん」と鳴き、可愛さをアピールです。
が、それでもダメだと思ったのでしょう。次に取った行動が――。
前足でトントンでございます。
「遊んで～。ねぇ、遊んで～。これで遊んでぇ～」
足下にはお気に入りのオモチャが鎮座しています。
目線をご覧下さい。
ちゃんと目を見て話しております。
クロネコの執事の教育の現われと我ながら感激した次第でございます。
やっと遊んでもらえることになったビビ様でございます。
なんと嬉しそうな事か（ちょっとロックオン状態で目が据わっておりますが）
それに気をよくしたビビ様は翌日もトントン攻撃です。
「遊んで、遊んで～」
「ねこぱんち」を読んでいらした友人はこのトントン攻撃にあえなく撃沈。今夜も再び遊び相手と化したのでございました。
結局、居る間中、それもこの場所に座った途端に、トントン攻撃でさらされるハメに(笑)
遊び疲れれば、ほれこの通り、コタツに入ってぐっすりです。
幸せな時間です。
※ ビビ様も楽しかったようですが、クロネコの執事も楽しかった三日間でした。
（少々日にちが過ぎましたが）明けましておめでとうございます。
今年は寅年ということで当家のキジトラのコジロウ様にトップを飾っていただくことにいたしました。
が、無愛想を絵に描いたような奥様ですので、このような「な～によ～」と目が語っているようなショットになったしだいでございます。
これもクロネコの執事の不徳の致すところでございますがお許しください。
正月２日にクロネコの執事見習いと共に池袋のアニメイトに出かけ、帰りに寄ったミルキーウェイのパフェでございます。蛇使い座だったと記憶しています。
手前にあるのが私が頼んだアーモンド・オレ。手のひらほどの大きさのカップでまるで小どんぶりと形容した方が良いほどのサイズでした。なのでパフェのサイズは推して知るべし・・・です。
ここへ寄る前にぶらっと、「ぶらっと」へ行きました。（あっ、冷たい視線が～）
献血ルームです。血を抜かれたのでその栄養補給のために見習いといそいそと入ったのでした。
大変美味しくいただきました。
ご馳走様でした。
そんな日の夜のことでございました。
「ビビ様～、寒いんですか？暑いんですか？」
「う～ん。両方だよ～」
「あ～、暑いんですね。電気ジュウタンの設定を落としますね～」
「え～、ヤダ～」
「そんなこと言ってもダメです。当家の公共料金の支払いが幾らになっているかお教えしましょうか～？」
「ボク、わかんな～い」
クロネコの執事は心を鬼にして最弱に。
すると・・・
すると、身体は引っ込みましたが、尻尾がかわりにでてました。
＊クロネコの執事は思いました。
本当にやるんですね。
頭隠して・・・・を （泣）
