クロネコの執事

黒猫一匹と茶虎二匹とのまったりネコライフ

赤の肖像 

2010-08-16 09:31:16 | アニメ・コミック・ゲーム

1 赤の肖像 
~シャア、そしてフロンタルへ~

8月13日から15日にかけて行われた、シャア自身によるによるクワトロへ至る心境を吐露するというライブです。

照明が落ち、生のギター、それも情熱的なフラメンコのリズムが奏でられる中シャアの声が静かに響き渡りました。

「海から発した生命が、人の形を得るまでに億万年。脆弱な肉体を補うために知恵が進化したのか、知恵を持つ代償に肉体を進化させることを忘れたのか、それはわからない。(中略)文明の重みが地球を窒息させるかもしれないと気づいた時、宇宙に生存の捌け口を求めることを思いついた。・・・」

白に見える薄いグレーのジャケット、真っ白なパンツに真っ白な靴のシャア・・・いや、池田秀一氏・・・あ、シャア・・・?

スクリーンに時折映し出されるTVアニメのカットシーン。
いま語られるララァへの気持ち。私、ファースト見てません。だからララァを挟んだシャアとアムロの確執も知りませんでした。
シャア自身は、母のように太陽のように暖かく受け入れてくれる存在として欲していた、利用していたと語っていたが、彼女のへ本当の気持ちに気づく前の喪失がシャアにとって深いところでの疵になっていたのかと思いました。
そして重ねて言う。
「復讐より、戦いに喜びを見出していた(のかもしれない)」

そしてZでのアムロとの邂逅。
コックピットを跳ね上げ「・・・お前がアムロか」
アムロ「シャア・・・なのか」

もしかしてこれはこのために書き下ろされた?やけに綺麗だった。でも映画のワンシーンだった?ZはTVも映画も見ているのですが記憶が曖昧で・・・ごめんなさい。

ネオ・ジオンの総帥としての大演説。
自らをシャア・アズナブルとして、民衆の期待を背負ったシャアとしての容れ物として生きようと決意した。

時刻が流れ

そして再び――赤い彗星のシャアの再来として――

「用意はできた。――見せてもらおう。ガンダムの力を――」

END

鳥肌立ちました。全身に。生のシャアの声。迫力あります。カリスマあります。
行って良かった。二時間に及ぶシャアの自身による己への邂逅。
10月から封切られるUCの前宣伝としてのライブという位置づけだったらしいですが、力のこもった福井氏の脚本とカリスマある池田氏の朗読いや独白に完成されたライブになっていました。
これで終わらせるにはもったいないです。ぜひ再演をお願いしたい!
また行きますよ、私。

15日の最終日に予約を入れました。前から5列目中央ブロックの下手端(舞台に向かって右寄りということです)
赤の肖像 ライブ 写真を見てもらえば解る通り、ちょっと端かな~という感じでしたが、これはライブが始まってみると思いかけず素晴らしい位置取りだったということが判明いたしました。なぜなら舞台上のこの席は一度も利用さることなくスクリーンで隠されることになり、舞台下の下手での朗読となったからです。私のほぼまん前。
ただスクリーンは首を上に向けないと見づらく、スクリーンを見るかシャア・・・池田氏を見るかの選択を迫られたのは余談です。




最後になりましたが、池田秀一様、福井晴敏様、内山昂輝様、柿原徹也様、またこの公演のために尽力してくださったスタッフの皆様、関係者の皆様ありがとうございました。
楽しく過ごさせていただきました。プライベートで苦しいことがあり悩みも尽きないのですが、明日からの活力を頂きました。

※ シャア及びアムロの言葉に実際とは違う文言や前後するセリフなどある場合がありご迷惑をおかけする可能性があります。申し訳ありません。引用はご注意ください。



(今回はツアーだったけど)娘とふたり旅行~

2010-08-10 09:14:04 | 旅行記

宮島、門司港、人力車 朝7時に家を出て昼頃の11時に広島空港に降り立ちました。
やってきました。宮島の厳島神社!海に浮かぶ鳥居ですよ。
宮島に鹿さんかたくさんいてびっくり。暑さに負けず・・・いや、大半は木陰で休んでました。

レトロな雰囲気を醸し出している建物が多い門司港で人力車にのって観光しました。写真は展望台付きのマンション(黒川紀章作)
この日泊ったのは北九州(!)は八幡のスペースワールド隣のホテルでした。



角島、秋芳洞、巌流島 二日目は門司港を見降ろすことができる火の山公園です。
巌流島(船島)が見えるんですが、ちっこいです。関門海峡に架かる橋は行くときはバス、帰りはなんと海底の人道トンネルを徒歩で横断!

角島で灯台に上り海を望む。まるで南国の海。これだけ見せられたら沖縄の海ですと言っても解らないほど、砂浜は真っ白、海は真っ青。遠くへ来たんだなあ~と実感しました。

秋吉台と秋芳洞。洞では歩きました。中は真っ暗。でも人はいっぱい(笑)自然の不思議を満喫しました。

萩の温泉ホテルに宿泊。

津和野、尾道 三日目は萩・津和野・尾道。津和野では第一家老宅・第二家老・大三家老宅を見学(門だけ)。第一家老宅は門だけが残って、第二家老宅は役場になっていて、大三家老宅はお土産屋さんになっていた。
大三家老宅で抹茶を頂き、お庭を眺めました。小さいけどこれぞ日本庭園って趣でした。

18時ちょい前に広島空港を後にしました。

三日間とも暑いこと暑いこと。汗ダラダラの観光となりました。でも帰ってきてみればその暑さも土産話のひとつとして楽しい思い出になりました。とにもかくにも景色が夏の陽光に照り輝き水は碧く空も蒼く澄み渡って見え美しいことこの上なしでした。

↓ は旅行中に食したモノどもです。その他、ペットボトル等飲料水は数知れず。
(秋芳洞を出てからみそ饅頭を食べたけど入れ忘れました)
二泊三日2夕食2朝食付のツアーでした。

100803syokuj旅行中の食事など


京都へGO!

2010-08-10 08:07:15 | 旅行記

0000355m紅葉には少し早い京都へ娘と2009年10月4日から6日まで二泊三日の旅しました。
一日目はどうしても神泉苑で夕食が食べたくて観光バスに乗りました。3日が満月だったと言う事でライトアップがされ、緋毛せんの上でのお琴の演奏、小ドラ ゴン船で池上でのお茶の振る舞いがされていました。私たちは観るだけでしたが、頭上の満月と相まってとても幻想的。(念願の神泉苑、娘と萌な夜になりまし た/笑)




0000355_2m
二日目はどうしても(笑)御所が観たくて観光バスにのりました。庭は松が多くて趣のある 庭というより大変管理された庭という印象を受けました。松の手入れはとても大変なのですが、綺麗に手入れされていました。右近の橘、左近の桜が遠くに見え ましたよ。(本当は御所より桂離宮が観たかったのだが)
大徳寺大仙院でお昼を頂、お坊から面白い話を聞き、お茶を頂いて大変満足。国宝のお堂に腰を下ろせたしなあ。東寺の立体曼荼羅は素晴らしかったので、五重塔を写す。

 
0000355_3m

三日目はどうしても(笑)智積院に行きたかったので、路線バスに乗りました。
長谷川等伯の楓図と久蔵の桜図があります。現物をこの目で観たかったのです。
色は褪せたりくすんだりしていましたが、それでも構図の見事さ筆致の確かさは今でも胸を打ちます。特に久蔵の桜は彼が父と同じように生きていたらどんなに か素晴らしい絵を描いていただろうと、今ではない違う過去を夢想してしまいます。(もっともだからこそ等伯の松林図屏風があるのだが、しかしそうでなくと も等伯はまた別の形で時間はかかっただろうが無情の世界を描いていただろうと思うが、どうだろうか)
最後に休館中の国立博物館でお土産を買いました。(お香とクリアーファイル)
新幹線の時間までリプトンでお茶とケーキ。美味しかった。コーヒーショップは星の数ほどあれど紅茶専門店はほとんどないので、大変嬉しかったです。(ゴディバのパーラーもあり、京都はポイント高いなあ)

娘にどこに行こうか~と尋ねるのですが、結局私がここだけ行きたいと、神泉苑、御所、智積院を決め、娘の意見は清水寺だけでした。娘よ、スマン!


執事とお昼寝にゃ

2010-08-01 17:36:31 | ペット2

Image2261 毎日暑い日が続きます。ご主人様はその暑さを避けるために色々と工夫をされているご様子です。

テーブルの下とか、テーブルの上とか(笑)で暑さを逃れているのです。

「いやー、毎日暑いですね~。ご主人様~」
「まったくだにゃ。この暑さでわしもグッタリだわな~」
「解ります、解ります。そんな厚ぼったい毛皮を着こんでいたらたまりませんよね~。少し薄くして差し上げましょうImage2291_2 か~?」
「そんな気遣いは無用じゃ」
「・・・いや、なんですね」
「そうとも言うにゃ」
「・・・」

よほど暑いときはテーブルの上でまったりされます(笑)
または玄関のたたきでまどろんだりしております。

Image2312 こうしているととてもご主人様とは呼べないようなグータラぶりですね(嘆息)

「一緒にお昼寝いいですか~?」
「・・・許す・・・」

※ 執事もダメダメでした。
「イエス。マイ・ロード」一度言ってみたいセリフです。