日日(にちにち)に
日に照らされた
肌をあらわに
白を
純白にしていく
おざなりに
はなさないでね
崩壊の
序曲だからと
こっちをむいて
「独女日記」
藤堂志津子 著
著者と愛犬はなの日々。
札幌に住む61歳とはな一歳。
を徒然にほんと徒然に綴っている。
父が死に、介護した母も死に、
身に積んでいく生活や死生観や思い出や
想い。
経験するからこそ分かるこころの数々。
望郷の物語。
わたしとわちしと、
あなたとわたし。
味覚、足腰、散歩、等々とう、
2につづく。
わからない
ということは
当然で
あたりの宙を
飛んだ撫子
手放して
やがてひとつを
みることが
抱きしめる強く
また自身を