新型コロナの検査 唾液使う方法の導入求めるー日本医師会
新型コロナウイルスへの感染の有無を調べる検査について、日本医師会の横倉会長は、鼻などから採取した検体に加え、唾液を使った方法も導入するよう求めました。
日本医師会の横倉会長は記者会見し、緊急事態宣言が今月末まで延長されたことについて、「医療崩壊を防ぐために必要な判断だった。医療機関はひっ迫した状況にあるが、第2波に備えた体制を整備しなければならない」と指摘しました。
また、新型コロナウイルスへの感染の有無を調べる検査について、横倉会長は「唾液を使った検査の研究が北海道大学で進められているほか、アメリカではその検査を公的に認める動きもある」と述べました。
そのうえで、「医療従事者の感染リスクを減らすことが期待できる」として、鼻などから採取した検体に加え、唾液を使う方法も導入するよう求めました。
横倉会長によりますと、唾液を使う検査の導入を7日、加藤厚生労働大臣に日本医師会として要請したということです。
抗ウイルス薬「レムデシビル」が異例の速さで承認
新型コロナウイルスの治療に効果が期待されている「レムデシビル」について、有効性などを専門家が議論する厚生労働省の審議会が終了しました。
「レムデシビル」はアメリカの製薬会社がエボラ出血熱の治療薬として開発を進めてきた薬ですが、新型コロナウイルスの治療にも効果が期待されていて、アメリカでは、今月1日、重症患者に対する緊急的な使用が認められました。
日本国内でも今月4日に製薬会社から治療薬として申請があり、7日午後6時から安全性や有効性などについて専門家が議論する厚生労働省の審議会が開かれ、終了しました。
厚生労働省は議論の結果を踏まえて審査を大幅に簡略化する「特例承認」の制度を適用し、7日夜国内で初めての新型コロナウイルスの治療薬として申請からわずか3日で承認されました。
「レムデシビル」は重症患者への効果が期待されていますが、流通量が限られる中、必要な量を確保できるかが課題で当面は国が管理し、重症患者の治療にあたる医療機関に優先して提供する方針です。
私たちはもうすでに感染している
「私たちはもうすでに感染している。あなたも私も感染者なのだ」この意識を持つことがとても重要です。全ての人々が感染者だと考えて行動しなければならないひっ迫した状況にあることを認識して、外出を自粛しましょう。
国内の新たな感染者は96人、感染者の累計は1万6287人
国内では7日、新たに96人の感染が確認され、国内の感染者は1万5575人、クルーズ船乗船者を含む感染者の累計は1万6287人になりました。
また、新たに13人の死亡が確認され、死亡者は累計で603人になりました。
1日の感染者が100人を下回るのは3月30日以来です。
これは、あくまでもPCR検査を受けることができた患者のみの数値ですから、無症状や軽症のためPCR検査を受けることができない「隠れ感染者」は少なくともこの数倍はいるものとみられます。
都内の新たな感染者は23人、感染者の累計は4771人
東京都で7日、新たに23人が新型コロナウイルスに感染していたことが分かりました。
これで都内の感染者数の累計は4771人となりました。
また、この日死亡が確認されたのは5人で、都内死亡者の累計は160人になりました。
都内の1日の感染者が30人を下回るのは3月30日以来です。
かほく市の二ツ屋病院のクラスター拡大
石川県は7日、クラスターが発生しているかほく市の二ツ屋病院の入院患者3人と事務員1人の感染が確認されたと発表しました。
同病院に関係する感染者はこれで計64人になりました。
世界の感染者378万4千人超え、死亡者は26万4千人超え
アメリカのジョンズ・ホプキンス大学などのまとめによりますと、世界全体の新型コロナウイルスの感染者の数は日本時間の8日午前3時の時点で378万4085人となり、378万4千人を超えました。
また、死亡者は26万4679人となり、26万4千人を超えました。
国別の感染者数は、アメリカが123万1992人と最も多く、スペインが22万325人、イタリアが21万4457人、イギリスが20万2359人、ロシアが17万7160人などとなっています。
国別の死亡者は、アメリカが7万3573人、イギリスが3万150人、イタリアが2万9684人、スペインが2万5857人、フランスが2万5812人などとなっています。
新型コロナウイルスへの感染の有無を調べる検査について、日本医師会の横倉会長は、鼻などから採取した検体に加え、唾液を使った方法も導入するよう求めました。
日本医師会の横倉会長は記者会見し、緊急事態宣言が今月末まで延長されたことについて、「医療崩壊を防ぐために必要な判断だった。医療機関はひっ迫した状況にあるが、第2波に備えた体制を整備しなければならない」と指摘しました。
また、新型コロナウイルスへの感染の有無を調べる検査について、横倉会長は「唾液を使った検査の研究が北海道大学で進められているほか、アメリカではその検査を公的に認める動きもある」と述べました。
そのうえで、「医療従事者の感染リスクを減らすことが期待できる」として、鼻などから採取した検体に加え、唾液を使う方法も導入するよう求めました。
横倉会長によりますと、唾液を使う検査の導入を7日、加藤厚生労働大臣に日本医師会として要請したということです。
抗ウイルス薬「レムデシビル」が異例の速さで承認
新型コロナウイルスの治療に効果が期待されている「レムデシビル」について、有効性などを専門家が議論する厚生労働省の審議会が終了しました。
「レムデシビル」はアメリカの製薬会社がエボラ出血熱の治療薬として開発を進めてきた薬ですが、新型コロナウイルスの治療にも効果が期待されていて、アメリカでは、今月1日、重症患者に対する緊急的な使用が認められました。
日本国内でも今月4日に製薬会社から治療薬として申請があり、7日午後6時から安全性や有効性などについて専門家が議論する厚生労働省の審議会が開かれ、終了しました。
厚生労働省は議論の結果を踏まえて審査を大幅に簡略化する「特例承認」の制度を適用し、7日夜国内で初めての新型コロナウイルスの治療薬として申請からわずか3日で承認されました。
「レムデシビル」は重症患者への効果が期待されていますが、流通量が限られる中、必要な量を確保できるかが課題で当面は国が管理し、重症患者の治療にあたる医療機関に優先して提供する方針です。
私たちはもうすでに感染している
「私たちはもうすでに感染している。あなたも私も感染者なのだ」この意識を持つことがとても重要です。全ての人々が感染者だと考えて行動しなければならないひっ迫した状況にあることを認識して、外出を自粛しましょう。
国内の新たな感染者は96人、感染者の累計は1万6287人
国内では7日、新たに96人の感染が確認され、国内の感染者は1万5575人、クルーズ船乗船者を含む感染者の累計は1万6287人になりました。
また、新たに13人の死亡が確認され、死亡者は累計で603人になりました。
1日の感染者が100人を下回るのは3月30日以来です。
これは、あくまでもPCR検査を受けることができた患者のみの数値ですから、無症状や軽症のためPCR検査を受けることができない「隠れ感染者」は少なくともこの数倍はいるものとみられます。
都内の新たな感染者は23人、感染者の累計は4771人
東京都で7日、新たに23人が新型コロナウイルスに感染していたことが分かりました。
これで都内の感染者数の累計は4771人となりました。
また、この日死亡が確認されたのは5人で、都内死亡者の累計は160人になりました。
都内の1日の感染者が30人を下回るのは3月30日以来です。
かほく市の二ツ屋病院のクラスター拡大
石川県は7日、クラスターが発生しているかほく市の二ツ屋病院の入院患者3人と事務員1人の感染が確認されたと発表しました。
同病院に関係する感染者はこれで計64人になりました。
国内の感染者数
世界の感染者378万4千人超え、死亡者は26万4千人超え
アメリカのジョンズ・ホプキンス大学などのまとめによりますと、世界全体の新型コロナウイルスの感染者の数は日本時間の8日午前3時の時点で378万4085人となり、378万4千人を超えました。
また、死亡者は26万4679人となり、26万4千人を超えました。
国別の感染者数は、アメリカが123万1992人と最も多く、スペインが22万325人、イタリアが21万4457人、イギリスが20万2359人、ロシアが17万7160人などとなっています。
国別の死亡者は、アメリカが7万3573人、イギリスが3万150人、イタリアが2万9684人、スペインが2万5857人、フランスが2万5812人などとなっています。
主な国・地域の感染者数