緊急事態宣言、39県の解除を決定

緊急事態宣言、39県の解除を決定
新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づく緊急事態宣言について、政府は直近１、２週間の人口10万人あたりの新たな感染者数などを踏まえ、特定警戒都道府県以外の34の県と、特定警戒都道府県のうち茨城、石川、岐阜、愛知、福岡の５県の合わせて39県については解除しました。
一方、北海道、東京、埼玉、千葉、神奈川、大阪、京都、兵庫の８都道府県は、新規感染者が依然として一定数確認されていることや、大都市部に隣接しているという地理的な要因を踏まえて、今回解除の対象とはせず、１週間後の21日をめどに改めて判断することにしています。

国内の新たな感染者は100人、感染者の累計は1万6915人
国内では14日、新たに100人の感染が確認され、国内の感染者は１万6203人、クルーズ船乗船者を含む感染者の累計は１万6915人になりました。
また、新たに17人の死亡が確認され、死亡者は累計で726人になりました。
これは、あくまでもPCR検査を受けることができた患者のみの数値ですから、無症状や軽症のためPCR検査を受けることができない「隠れ感染者」は少なくともこの数倍はいるものとみられます。

都内の新たな感染者は30人、感染者の累計は5027人
東京都で14日、新たに30人が新型コロナウイルスに感染していたことが分かりました。
これで都内の感染者数の累計は5027人となりました。
また、新たに9人の死亡が確認され、死亡者は累計で212人になりました。
都内の1日の感染者が、100人を下回ったのは12日連続に、50人を下回ったのは9日連続になりました。

松山市の牧病院でクラスター発生
愛媛県は14日、松山市の牧病院で、新たに患者と看護師らあわせて17人が新型コロナウイルスに集団感染したと発表しました。
同病院関係の感染者は計20人になりました。

横浜市の元気会横浜病院でクラスター発生
横浜市は14日、緑区の元気会横浜病院で看護師や入院患者ら計8人が新型コロナウイルスに集団感染したと発表しました。
同病院関連の感染者は計12人になりました。

横浜市の聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院のクラスター拡大
横浜市は14日、クラスターが発生している聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院で、看護師と医師計3人の感染が確認されたと発表しました。
同病院関係の感染者は計69人になりました。

国内の感染者数

世界の感染者440万5千人超え、死亡者は30万人超え
アメリカのジョンズ・ホプキンス大学などのまとめによりますと、世界全体の新型コロナウイルスの感染者の数は日本時間の15日午前3時の時点で440万5688人となり、440万5千人を超えました。
また、死亡者は30万74人となり、30万人を超えました。

国別の感染者数は、アメリカで140万500人と最も多く、ロシアで25万2245人、イギリスで23万4431人、スペインで22万9540人、イタリアで22万3096人などとなっています。
国別の死亡者は、アメリカで８万4985人、イギリスで３万3692人、イタリアで３万1368人、スペインで２万7104人、フランスで２万7077人などとなっています。

主な国・地域の感染者数