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国内の新規感染者1580人、1ヶ月で11.4倍に急増!

2020年08月01日 | 新型コロナウイルス
国内の新たな感染者は1580人、感染者の累計は3万7101人
国内では31日、新たに1580人の感染が確認され、国内の感染者は3万6389人、クルーズ船乗船者を含む感染者の累計は3万7101人になりました。
新規感染者は、これまで最多だった30日の1301人を250人以上上回り、3日連続で1000人を超えました。
なお、新たに確認された死亡者は4人で、死亡者の累計は1026人になりました。
東京都の463人、愛知県の193人、福岡県の170人、沖縄県の71人、兵庫県の62人は、いずれも新規感染者の過去最多、大阪府の216人は過去2番目に多い感染者です。

これは、あくまでもPCR検査を受けることができた患者のみの数値です。
リンクを追えない新たな感染者が約5割に達していますので、無症状や軽症のためPCR検査を受けていない「隠れ感染者」から感染したものとみられます。
「隠れ感染者」からの感染割合が上がることは、感染爆発の前触れです。
都内の接待を伴う夜の繁華街から市中へ、30代以下の若い世代から中高年齢者へ、家庭内感染から保育所や小学校へ、病院へ、介護施設へ、首都圏や大都市圏から全国津々浦々へと拡大の連鎖が止まりません。
若い世代は無症状や軽症のため、重症患者が少なく、現時点では、東京都を除き医療体制はさほどひっ迫していないようですが、50代~60代、70代以上の重症化しやすい高齢者にじわじわ拡大し、患者は日ごとに増えています。

1ヶ月間の増加幅は、入院治療等を要する者が8.54倍に、そのうち重症患者が2.07倍となっています。
一方、新規感染者数も、全国で11.4倍、都内で8.7倍に激増しています。 感染から5~7日で重症化するケースが多いことから、感染者が激増している首都圏、愛知県、大阪府、福岡県では、医療体制がひっ迫しかねない状況です。

爆発的感染まで秒読みに入ったにもかかわらず、抜本的な感染防止策を講じないまま、社会経済活動に軸足を置いた安倍内閣の対応でよろしいのでしょうか??❔

患者数の動向

国内事例・空港検疫・チャーター便帰国者の合計


都内の新たな感染者は463人、感染者の累計は12691人
東京都は31日、新たに463人が新型コロナウイルスに感染していたことが分かったと発表しました。
新規感染者は、30日の367人よりも約100人増え過去最多に、400人超えは初めて、200人を超えたのは4日連続となりました。
このうち、20代と30代が332人で全体のおよそ72%を占めていますが、60代以上の感染者も増えてきています。
また、新規感染者の62%289人は感染経路が不明です。
これで都内の感染者の累計は12691人となりました。
なお、新たに確認された死亡者は2人で、死亡者の累計は332人になりました。
都は、都民に不要不急の外出や飲食を伴う会食目的の外出自粛を呼びかけるとともに、飲食店の営業時間短縮を要請していますが、注意喚起だけで感染拡大を止めることは不可能ですので、抜本的な対策を講じるべきかと思います。

都の警戒レベル


新規感染者数の動向


国内の感染状況


世界の感染者1733万人超え、死亡者は67万人超え
アメリカのジョンズ・ホプキンス大学などのまとめによりますと、世界全体の新型コロナウイルスの感染者の数は日本時間1日午前3時の時点で1733万4539人となりました。
また、死亡者は67万4038人となりました。

国別の感染者は、アメリカが449万6737人と最も多く、ブラジルが261万102人、インドが163万8827人、ロシアが83万8461人、南アフリカが48万2169人などとなっています。
また、国別の死亡者はアメリカが15万2074人、ブラジルが9万1263人、イギリスが4万6084人、メキシコが4万6000人、インドが3万5745人などとなっています。

主な国・地域の感染状況