Kurumatabiskyの 野に咲く花に魅せられて Part1

  



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感染拡大が止まらず!

2020年08月19日 | 新型コロナウイルス
国内の新たな感染者は918人、感染者の累計は5万8489人
国内では18日、新たに918人の感染が確認され、国内の感染者は5万7777人、クルーズ船乗船者を含む感染者の累計は5万8489人になりました。
また、新たに確認された死亡者は16人で、死亡者の累計は1148人になりました。
奈良県の新規感染者は29人で、これまでの最多になりました。

都内の新たな感染者は207人、感染者の累計は18082人
東京都では18日、新たに207人の感染が確認され、都内の感染者の累計は18082人となりました。。
このうち、20代かっと30代が111人で全体のおよそ54%を占めていますが、60代以上の感染者も増えてきています。
また、経路不明の感染者は132人で64%です。
なお、新たに確認された死亡者は3人で、死亡者の累計は344人になりました。
都は、都内の感染状況は非常に厳しく最大限の警戒が必要だとして、ことしのお盆や夏休み期間は、都外への旅行や帰省、夜間の会食、遠くへの外出を控えるよう呼びかけていますが、注意喚起だけで感染拡大を止めることは不可能ですので、抜本的な対策を講じるべきかと思います。

これは、あくまでもPCR検査を受けることができた患者のみの数値です。
リンクを追えない新たな感染者が5割を超えていますので、無症状や軽症のためPCR検査を受けていない「隠れ感染者」から感染したものとみられます。
「隠れ感染者」からの感染割合が上がることは、感染爆発の前触れです。
都内の接待を伴う夜の繁華街から市中へ、30代以下の若い世代から中高年齢者へ、家庭内感染から保育所や小学校へ、病院へ、介護施設へ、首都圏や大都市圏から全国津々浦々へと拡大の連鎖が止まりません。
若い世代は無症状や軽症のため、重症患者が少なく、現時点では、沖縄県を除き医療体制はさほどひっ迫していないようですが、病院や特別養護老人ホームでクラスターが発生するなど、重症化しやすい高齢者にじわじわ拡大し、重症患者と死亡者は日ごとに増えています。
高齢者介護施設や病院でのクラスターが多数発生している大阪府では、重症患者が増加し医療崩壊の危機が近づいています。

安倍首相が自画自賛した「日本モデルの力」に海外メディアは酷評
安倍首相が、緊急事態宣言解除にあたって「日本のコロナ対策を世界が注目」と自画自賛した「日本モデルの力」発言に、海外メディアからは、ボロクソに酷評されています。
後手後手のコロナ対応で、死亡者数もアジアで最悪のレベルにもかかわらず「Go Toトラベルキャンペーン」「お盆の帰省は自粛要請しない」などにより、沖縄県の宮古島や石垣島、鹿児島県の与論島など、高齢化率が高く医療体制がぜい弱な離島にまで感染が広がって、重症者も死亡者も日を追うごとに増え続けています。
臨時国会を召集して、具体的な対策を推し進めるべき内閣が、全く機能していない現状、安倍首相のマスコミ露出も激減しています。
こうした状況にも、具体的な対策を示さず、発信もしない安倍首相に国の舵取りは任せられないと、各社の世論調査では、不支持率が支持率を大きく上回っています。

患者と死亡者の動向

国内事例・空港検疫・チャーター便帰国者の合計


家庭内感染が急増
家庭内感染が急増している背景には、無症状の「隠れ感染者」が家庭に持ち込み家族に感染させていること、病院や療養宿泊施設を希望しない感染者が自宅療養中に家族に感染させていること、新規感染者の増加により、病院や療養宿泊施設の調整にあたる保健所などの業務が繁忙のため調整が遅れて、やむなく自宅待機している感染者が家族に感染させていることなどによります。
こうした状況では、水面下で急増している市中の感染拡大に歯止めをかけることは不可能で、医療体制の崩壊の引き金になります。

貝塚市の水間病院でクラスター
大阪府貝塚市の水間病院の発表によると、16日に入院患者5人、17日は患者11人と職員1人、18日は患者21人と職員2人の感染が確認されたということです。
同病院の感染者は、入院患者37人と職員3人の合わせて40人になりました。

天理大学ラグビー部のクラスター拡大
奈良市は18日、クラスターが発生している天理大学ラグビー部で新たに29人の感染が確認されたと発表しました。
感染者は合わせて53人になりました。

新規感染者数の動向


国内の感染状況



世界の感染者2195万人超え、死亡者は77万人超え
アメリカのジョンズ・ホプキンス大学などのまとめによりますと、世界全体の新型コロナウイルスの感染者の数は日本時間19日午前3時の時点で2195万6417人となりました。
また、死亡者は77万5706人となりました。

国別の感染者は、アメリカが545万7877人と最も多く、ブラジルが335万9570人、インドが270万2742人、ロシアが93万276人、南アフリカが58万9886人などとなっています。
また、国別の死亡者は、アメリカが17万1013人、ブラジルが10万8536人、メキシコが5万7023人、インドが5万1797人、イギリスが4万1466人などとなっています。

主な国・地域の感染状況