国内の新たな感染者は1536人、感染者の累計は3万8637人
国内では1日、新たに1536人の感染が確認され、国内の感染者は3万7925人、クルーズ船乗船者を含む感染者の累計は3万8637人になりました。
新規感染者は、これまで最多だった31日の1580人を下回ったものの、過去2番目に多く、2日連続で1500人を、4日連続で1000人を超えました。
なお、新たに確認された死亡者はなく、死亡者の累計は1026人です。
東京都の472人、埼玉県の74人、千葉県の73人は新規感染者の過去最多、愛知県の181人、沖縄県の58人は過去2番目、大阪府の195人は過去3番目に多い感染者です。
これは、あくまでもPCR検査を受けることができた患者のみの数値です。
リンクを追えない新たな感染者が約5割に達していますので、無症状や軽症のためPCR検査を受けていない「隠れ感染者」から感染したものとみられます。
「隠れ感染者」からの感染割合が上がることは、
感染爆発の前触れです。
都内の接待を伴う夜の繁華街から市中へ、30代以下の若い世代から中高年齢者へ、家庭内感染から保育所や小学校へ、病院へ、介護施設へ、首都圏や大都市圏から全国津々浦々へと拡大の連鎖が止まりません。
若い世代は無症状や軽症のため、重症患者が少なく、現時点では、東京都を除き医療体制はさほどひっ迫していないようですが、50代~60代、70代以上の重症化しやすい高齢者にじわじわ拡大し、患者は日ごとに増えています。
1ヶ月間の増加幅は、入院治療等を要する者が8.54倍に、そのうち重症患者が2.07倍となっています。
一方、新規感染者数も、全国で11.4倍、都内で8.7倍に激増しています。 感染から5~7日で重症化するケースが多いことから、感染者が激増している首都圏、愛知県、大阪府、福岡県では、医療体制がひっ迫しかねない状況です。
爆発的感染まで秒読みに入ったにもかかわらず、抜本的な感染防止策を講じないまま、社会経済活動に軸足を置いた安倍内閣の対応でよろしいのでしょうか??❔
患者数の動向
国内事例・空港検疫・チャーター便帰国者の合計
都内の新たな感染者は472人、感染者の累計は13163人
東京都は1日、新たに472人が新型コロナウイルスに感染していたことが分かったと発表しました。
新規感染者は、3日連続で過去最多を更新、400人超えは2日連続、200人を超えは5日連続となりました。
このうち、20代と30代が324人で全体のおよそ69%を占めていますが、60代以上の感染者も増えてきています。
また、新規感染者の65%305人は感染経路が不明です。
これで都内の感染者の累計は13163人となりました。
なお、新たに確認された死亡者はなく、死亡者の累計は332人です。
都は、都民に不要不急の外出や飲食を伴う会食目的の外出自粛を呼びかけるとともに、飲食店の営業時間短縮を要請していますが、注意喚起だけで感染拡大を止めることは不可能ですので、抜本的な対策を講じるべきかと思います。
都の警戒レベル
新規感染者数の動向
国内の感染状況
世界の感染者1763万人超え、死亡者は68万人超え
アメリカのジョンズ・ホプキンス大学などのまとめによりますと、世界全体の新型コロナウイルスの感染者の数は日本時間2日午前3時の時点で1763万9185人となりました。
また、死亡者は68万575人となりました。
国別の感染者は、アメリカが457万9761人と最も多く、ブラジルが266万2485人、インドが169万5988人、ロシアが84万3890人、南アフリカが49万3183人などとなっています。
また、国別の死亡者は、アメリカが15万3642人、ブラジルが9万2475人、メキシコが4万6688人、イギリスが4万6278人、インドが3万6511人などとなっています。
主な国・地域の感染状況