REYの世迷言

日々の日記風ブログ

ひまわり、幕末太陽傳

2018-02-16 | Weblog


最近NHKBSでみた映画が以前みた時の印象とずいぶん違っていたのでメモしておきます。

『ひまわり』、いつみたのかわからないくらい昔にみた映画。
ソフィアローレンの目力とひまわり畑、そしてヘンリーマンシー二のあのテーマ曲はよく覚えていたのだけど。
今回みてみたら、記憶とずいぶん違う。

まず、主人公の夫婦は戦争に行く日を延ばすために結婚して2週間くらいしか一緒にいなかった。
ひまわり畑の下には戦争でなくなった人の死体がたくさん埋められている。
幸せな家族をみてひまわり畑にいくのではなかった。
そしてソフィアローレンも再婚して子供に元夫の名をつける。

愛の物語というより反戦色を強く感じました。
あと時計が6時、6時15分、6時45分と進んでました。

そして、マルチェロ・マストロヤンニは甘い生活に続き、
ダメ男(っていうか強い女性に押し切られたらその方になびく)っぷりがおかしかった。
戦争は様々な人生を変えるなあ。(改めて)

『幕末太陽傳』
実はこの映画、ビデオで、DVDで、そしてテレビで、と3回みてます。
1回目はなにがなんだかわからなかった。
2回目は遊郭に居候するような男、ちゃらんぽらんな男が好きではなかった。

そして、今回です。なんておもしろい映画なんだろうと思いました。
主人公のフランキー堺の軽妙な演技、小沢昭一もおもしろかったなあ。
遊女の喧嘩のシーンは超高速参勤交代で深キョンが受け継いでる。

そしてここにも金の懐中時計が出てきます。
この時計、度々故障してその都度修理するんだけど、それは胸の病を患っている主人公のようでもあり
幕末の日本のようでもあった。

写真はシネマ古今東西の中の北谷しげひささんのイラストです。


今日一番の出来事。フィギュアスケートSP.
さすが、羽生君神演技でした。感動しました。
上位の4人は素晴らしかった。名勝負。
でもまだ、FPがあります。