会場は駒沢公園。こんなに近いところで開催される大会はないので、という半ば成り行き的な理由で観戦することになった
ジャパンカップです。しかも、古巣(この近くに住んでました)。
競馬じゃありませんよ。
国内の大会とはいえ、昨年は何人もの選手が世界の表彰台にのっているので
レベルは高いです。
競技順はフィギュアスケートやジャンプのように、または大相撲のように、最後が一番強い人かなと勝手に
思っていたのですが、数日前DOGWOODに調整にきていた緒方君によると
いやー、ランキング上位からですよ、ということでした。
と、なると早くいかなくては女子の野口さん野中さん(野のペア)の登りが見れないので、会場には開場の8時半を
少し回ったくらいに入場。
今回はコンサートみたいに、(簡単な)荷物チェックもありました。
人数が少ないから、あの体制でも大丈夫だったけど、今後入場者が増えることをみこすと
空港のセキュリティみたいにトレイに中味をのせるとかしないと。
あと公式HPにも、チェックがある旨を載せるとかしないと渋滞しますね。
あと場内には飲み物の自販機しかないので、半券で再入場可というのはいいと思いました。
さて、8時半に入場した私。
会場の(というか競技の壁)は右半分と左半分にわかれています。
私は左側の最前列をゲット。
右の方の席がうまっていたのでセッターの岡野君に聞いたら、左側も予選の壁だというので
安心して座りました。
そして壁と壁の間、中央には上に大きな顔写真入りの選手紹介。
どの壁でどの選手が登っているかわかります。
その下が選手の入場口(暗幕で中は見えず)。
その他会場の左右に電光掲示板があり、順位がわかるようになっていました。
これなら特にプログラムを買うこともなかったな。
プログラムには簡単な選手紹介しか載ってなくて期待外れ。
私は、最初の加須でのWカップを最後にコンペ、大会を観戦していない浦島太郎状態でした。
他の施設のことは知らないけど、あの選手紹介と順位の掲示版はすごいなあと思いました。
ボルダリングもこういう風になったんですね。
あと、選手のことが詳しい解説の(たぶん)植田さんが(たぶん)インフルエンザで欠席だったので、
わりと静かな解説でしたが、競技の壁は2組×5課題でほぼ10人がとり付いているので
勝手に観戦するのがよかったなと思います。
過度の解説はフィギュアスケートでもうるさいだけだし。
でも課題の特徴は聞きたかったかも。
女子の予選は強い人が順当に勝ったという印象。
でも、何度もトライしてやっと登れた人(登れなかった人)にも感情移入できて拍手拍手。
午後は男子。これはセットから見てたので課題の感じがわかりました。
私の目の前は、跳び課題。
ホールドからホールドまで2Mはあったんじゃあないのかなあ。
しかも跳んだ先がセカンドバッグのような縦ホールドで、飛距離もさることながら良くとまるなあとびっくり。
そのあとも足のない状態から、台形の箱のピンチにデッド気味にだすという。。。。
でも、さすがに上位陣は何事もなかったように一撃し、あれ?簡単な課題?と思いましたが
競技が進むにつれ、止まらない人が増えてきて、やっぱり難しい課題だったんだなあと。
それから細かいことですが、5課題終了した時観客席に顔を向けて手を上げてたのは(知る限りでは)楢崎君だけだったので
試合だから余裕ないのはわかるけど、5課題完登で準決に進むことが確実な人は、こっちむいてくれーと思いました。
もちろん、予選落ちした人でも、ちょっと応援サンキュウでしたてきな感じだと見てる方は嬉しいです。
そんな感じで一人でもおおむね楽しめましたが、とにかく会場が寒いのなんの。
代々木のスケート会場より寒かった。
クッション、ひざ掛け、カイロ2コ(一個は支給)でも、寒かった。
室内、昼、気温零下ではない駒沢でこんなに寒いんだからオリンピックの開会式はどれほどか。
行かないけど。
この寒さ情報も一言公式HPに記載して欲しかったです。
寒かったけど、決勝もみてみたかったなあ。チケット完売だったのです。
緒方君ガンバ。
写真、内部の撮影はNGだったので入り口の写真。
男子の予選は続いていましたが帰りました。黄昏。
あっそれから、制限時間は5分なんだけど、選手が登り終えたルートを間髪入れずに、ブラッシング隊がクリーニングするので、トライを続けてる選手は、給食の時嫌いなものがでてなかなか食べられないので掃除の時間まで食べてる小学生のようでした。