芸人であり、劇(コント)作家であり、ミュージシャンでもあり。。。と、いろんな顔をもつオオタスセリさんの
ライブに行きました。
一者三様というタイトルからもわかるように、昨日と今日の3ステージでそのさまざまな顔を見せてしまおうという企画。
今日は、昼は作家演出家のスセリさんと、夜はミュージシャンのスセリさん。会場は下北沢BI。
昼は5人の役者さんたちが、6本の芝居を演じるというもの。
ほとんど一人芝居でしたが、こゆうねえさんはトップバッター。
《賞味期限》という短い一人芝居。
東京から、田舎に帰省した独身女性が、冷蔵庫の食品に賞味期限が切れてると文句を言ってるうちに
自分も女性としての賞味期限ぎりぎりなのでは?というコメディ。
東京に住んでるという女性なので、二言目には 東京じゃみんなそうなの!!というのがオモシロかった。
この作品は、赤坂のライブハウス 明日にかける橋の普通の女で一度観てて、落ちは知ってても
おもしろかったです。
魚ちゃんはGIGAに出演した時はマドンナ役だったのに、今回はめちゃくちゃはじけてました。
どっちがほんとの魚ちゃん?
平岩さんのお局OL。スセリさんの描くお局OLはホントにこまったちゃんなのですが、
こういう人いるなあというリアル。
あきさんは、ぬいぐるみに話しかけるという変な性格がセスリさんとの会話に
生かされてないのが惜しい。
2丁目のいまむらさんは、久しぶりに男優さんの芝居で大笑いしました。
携帯電話を拾うシスター役。
でも、渋谷区本町って幡ヶ谷あたり?センター街のある渋谷からだいぶ離れている?
また観てみたいなあ。2丁目に行くしかないんでしょうか。
そして、夜はミュージシャンスセリさん。
共演はギター(と歌)の佐久間順平さんとN響のバイオリン奏者の斎藤真智亜さん。
あと、車いすながら永六輔さん。
永さんはGIGAのサーカスものがたりにもゲストで出演(トークでしたが)されてて
お隣の席で芝居も観たし。。。で、ご病気と聞いていて心配していましたが、病院ネタでの永節は健在で
うれしかったです。リハビリ、頑張ってください。
N響の奏者というとものすごく堅いイメージなんですが、
斎藤さんはこれまでのN響のイメージを180度覆してくれました。
スセリさんのギャグにまけてませんでした。
それでいて、バイオリンは上手。
佐久間さんは、ダンディな伯父様。
ちょっと寺門さんと雰囲気がにてました。
ギターのライブっていいですね。
歌もフォークソングのエッセンス、入ってると思う。
で、スセリさん。
《コヨーテに会いに》発売記念だったのですが、
わたしは、酔っ払いの歌(?)と宴のワルツが好きかな。
大正ロマン風で。
写真はスセリ☆一者三様のポスター。
合間にスズナリ隣のピカイチでお茶をしました。
結婚してますます綺麗になったこゆうねえさんと赤星さん。