午前十時の映画祭、今回は山寝さんも絶賛の『ダーティーハリー』です。
犯人の犯行では目を背けたくなるシーンもあったけど、
イーストウッドの魅力とまさに刑事ドラマのすべてがここにありました。
この映画一本でテレビドラマなら10本は作れるくらい。
主人公の孤独、警察内部組織、上からの圧力、刑事の生き方、家族とのかかわり、犯人の人権、被害者の人権。
また、公衆電話で身代金の受け渡し場所を転々とする手法はその後のドラマで何度真似されてることか。
44マグナム。。。決め台詞だ。
それにしても、イーストウッドはかっこよかった。
彼が生きた時代に生きられて、幸せです。
老いても素敵だし。
あ、それから、スタジアムでのシーンもよかった。
いっせいにライトがつくとこ、足音だけが響きわたるとこ。
サンフランシスコは一回だけ行ったことがあるので金門橋とか懐かしかったです。