『ジャッカル』を観ました。これはジャッカルの日のリメイクで公開は1997年です。
とにかく出演している役者陣が凄い。
ダイ・ハードの(またはドラえもんの)ブルース・ウィリス。
夜の大走査線のシドニー・ポワチェ。
大好きなジャック・ブラック。ジャックブラックはスクールオブロックの5年くらい前なので
まだまだ無名?
名前は知ってるけど映画はみたことないリチャード・ギア。
映画はストーリーで魅せる映画と役者で魅せる映画、またはどっちも。があると思うんだけど
この映画は絶対役者で魅せる方。
この4人と女性陣2名(どっちも骨のある強い女性。かっこいい)の他は、スーツか軍服のおじさんたちという薄い印象しかないです。見分けがつきません。
なので、どうして暗殺者ジャッカルに殺しの依頼が来たのかはぼんやりとしかわかんなかったです。
とにかく、ジャッカルという謎のとてつもなく強い殺し屋がいる。
そしてそれを、ダイ・ハードではいいやつのブルース・ウィルスが演じるというところが凄い。
これがまた冷酷な男なんです。
ジャック・ブラック死に方(殺され方)といったら。。。。ファンは悲しい。
シドニー・ポワチェは相変わらずな敏腕刑事(?)でハートが熱い。
リメイクされた初代のジャッカルの日は観たと思うんだけど、さっぱり思い出せません。
まあ昔は映画の感想を書き留めておくことは少なかったから仕方ないかな。
シーンの中での一押しシーンは、ブルース・ウィルスとリチャード・ギアが出会うシーン。
その存在感はすさまじい。二人の表情、空気感。
そのワンシーン(正確には2回あるから2シーンだけど)があるだけでこの映画は成立してます。
ラストは意外な展開になるんだけど、納得です。
悪役が光ってる映画はやっぱりすごい作品になるなあ。
写真は映画と全く関係のない白い紫陽花。