《文豪・泉鏡花×球体関節人形~迷宮 神隠し 魔界の女》展に行きました。
平たくいえば泉鏡花の小説をテーマにした人形展。
ここには何人かの作家さんが出展されてますが、赤星さんのピカイチで時どきフィギュア撮影会を主催されてる
特撮美術の山田さんのお友達の三浦悦子さんも出展されてます。
三浦さんが三人でシェイクスピアを観劇された時はまだ作られた人形を見てなかったんですけど
目黒、銀座、そして今回の弥生美術館で3回目。
みるたびにどんどん好きになっていきます。
あの時知ってたらサインもらうんだったなあ。残念。
あ、今回は《外科室》という作品をテーマにしたもの。
三浦さんの人形はほとんど一色なので、ギリシャ神話のような感じですが、何故かそれが鏡花の作品とマッチしてる不思議。
またこういう人形は、辻村ジュサブローさん、四谷シモンさんのものしか見てなかったけど、
人間以上に表情がありドラマがあり
心臓がバクバク。
特に今回は、ただでさえ妖しい泉鏡花とのコラボ(?)。
こんなにすごいとは思いませんでした。
美しいだけじゃなく、怖いんですけど。。。。夏向きか。
弥生美術館は東大の隣なので帰りは東大の構内を通り抜けて、古い建物のスクラッチタイルに癒されました。
写真。館内はもちろん写真禁止なので美術館入り口のポスターの写真です。
左の女性ももちろん人形(写真)です。
帰りは青山のスペース ユイと表参道交差点の山陽堂で安西水丸さんの作品をみて帰りました。