何を思ったのか山寝さんから、太刀岡山に行きたいとのリクエスト。
それもカリスマのある小山ロックではなく下部の岩場です。
もうかれこれ10年以上は行ってなくてアプローチもあやふや。
目印の白い別荘(?)はまだあるのでしょうか。
ガードレールの切れ目のところにふみあとがあり、橋が。。。橋が。。。
橋が梯子です。ちゃんとした橋が流されて石と石にスチール製の梯子。
いや渡してある土台が平らなら動揺はしないんだけど、その石が不安定なものなので
当然 梯子もぐらつく。11月の川(小さいが水量が多かったです)。
先に渡った山寝さんに端をおさえてもらいやっとのことで渡りました。たかだか数メートルなのにぐったりです。
そして岩場。
ゆっくり歩いてケルンを確認しながら行ったんだけど、いつのまにか山寝さんの姿がない!
自分の勘を信じてずんずん進んでいったけど、その勘はまったく見当違いの勘でした。
なにか山の後ろ上の方から私を呼ぶ声がするので、来た道を引き返してみると
案の定迷っていたのでした。
しかし、たいした事件(遭難)にはならず(なるはずもなく)リカバリーして岩場に着くことができました。
その後、一組の方がきましたが終始静かな岩場でした。
すっかり岩場の感じは忘れてましたが、正面にルートがあり、和み場(荷物置き場&山寝昼寝場)もありいい感じ。
思ったより人が入ってる感じ。
最初、山寝さんが10bだよとTRを張ってくれました。
10bにしてはかなり手ごわい。
最近の私はグレードがわからなくなってるので、こんなもんかなあととり付いてみましたが
それにしても難しい。
あとで、トポをよくみたらビッグバード10dではないですか。
リアル10クライマーにとって10bとdではえらいちがい。
結局帰るまでに3便だしてノーテンにならず。
でもおもしろいルートだったので、チャンスがあればまたやってみたい。
山寝さんはステミュラント12abです。内藤さんのルート。
このルート核心でまさかの えっそこそのムーブ?でした。
3便だして登れず。
でもムーブがおもしろく山寝さんは楽しそうでした。
そして昼ごはんのあと恒例の山寝さんの昼寝の最中、一気に空は曇り強風が吹き
気温も下がりました。
風で木の葉が舞って、それは紅白歌合戦大トリの北島三郎のときの紙吹雪のように
または忍者の木の葉がくれのように、いままで経験したことのない落ち葉でした
。
帰りは行ったことのないはやぶさ温泉に行って食事と温泉。
下道で行くと武田神社とトンネルのあたりが渋滞するけど、その温泉は100%源泉かけ流しのとてもいい♨でした。
ごはんも素朴だけど美味しかったです。
写真。ムーブをつくってる山寝さん。
紅葉も7割くらいかなあ。
小さいバッタがいました。もっと近づいたら跳んで逃げてしまいました。写真はピントがあってませんでした。
バッタはもうすぐ冬が来ることを知っているのでしょうか。
温泉に行く途中、干し柿の、こんな風景も見れました。
11月にしては暖かい日だったのでよかったなあ。