今回は、平成17年1月に飯能市に編入合併された旧入間郡名栗村のマンホール蓋を整理します。
名栗村は、明治22年に町村制施行に伴い、秩父郡上名栗村と下名栗村が合併し秩父郡名栗村が発足、大正10年7月に秩父郡から入間郡へ移行しました。
村章は、「名グリ」を円形にデフォルメしているそうです。
旧名栗村の花・鳥・木は分かりませんでした。
旧名栗村は、公共下水道設備を導入していなかったようですが、名栗庁舎付近で中央に村章が入ったJIS模様のマンホール蓋を見付けました。
この蓋の用途は何なのでしょうか?
その他に、上水道関係の蓋を幾つか見付ける事が出来ました。
最初は消防関係で消火栓と防火用水槽の蓋です。
こちらは村章ではなく「〇名」(名栗村の「名」と思われます)文字が入った消火栓の蓋です。
こちらは、埼玉西部広域消防本部の名前が入った防火水槽の蓋です。
埼玉西部広域消防本部は、平成8年4月、飯能市、日高市、入間郡名栗村で組織されましたが、平成25年4月に埼玉県所沢市、入間市、狭山市、飯能市、日高市の5市により組織する埼玉西部消防組合に移管されました。
次は仕切弁です。
こちらも村章があります。
次は制水弁です。
こちらは「〇名」の文字があります。
次回、その4.では飯能市で見つけた越境蓋を整理します。