甲州市の経緯は、平成17年11月1塩山市、東山梨郡勝沼町、東山梨郡大和村が合併し、現在に至っています。
甲州市は、山梨県の北東部、都心から約100キロメートル圏内に位置し、面積は264.01平方キロメートル、人口は令和3年3月1日現在で3.0万人強、世帯数1.3万強となっています。
市の西部から南部にかけては山梨市及び笛吹市、東部は大月市、北都留郡丹波山村及び小菅村、北部は埼玉県秩父市に接しています。
市の総面積の約8割を森林が占め、日本百名山である大菩薩嶺をはじめとする大菩薩山系や秩父山系など北部の山々は、秩父多摩甲斐国立公園に指定されており、こうした森林地域をはじめ、清らかな水の流れる渓谷、河川など、豊かな自然に恵まれています。
また、重川や日川などとその支流が複合扇状地をつくり、なだらかな斜面に広がるぶどうやモモなどの果樹園は個性豊かな景観を形成しており、この果樹園景観は農村風景の中でも特筆すべきものとなっています。
市章は、武田菱と光に輝く葡萄の実を表現しています。豊かな自然、歴史と文化に彩られた果樹園交流のまちを表現しています。(平成17年11月1日制定)
町の花は「サクラ」、町の木は「ブドウ」、町に鳥は「ウグイス」です。(以上は、甲州市HPより)
前置きはここまでとします。
マンホール蓋の整理に入る前に、簡単に公共下水道の処理方式について見てみます。
甲州市の公共下水道は、雨水と汚水を別々の管で流す分流方式を採用しているようです。汚水処理は、大きく塩山・勝沼地区と大和地区に分かれ、塩山・勝沼地区は山梨県の峡東流域下水道に接続し、笛吹市にある峡東浄化センターで最終処理され笛吹川に放流されます。また、大和地は、特定環境保全公共下水道として甲州市大和町にある大和浄化センターで最終処理され笛吹川水系日川に放流されます。
それでは、マンホール蓋の整理です。
こちらは、合併前の勝沼町のデザイン蓋のデザインを踏襲(町章は市章に置き換わっている)したデザイン蓋です。
こちらは、カラーの小型マンホール蓋しか見付ける事が出来ませんでした。
中央に市章、その周囲を町の木「ブドウ」がデザインされています。
以降は、規格模様と呼ばれているマンホール蓋です。
規格模様の蓋は、こちらのスリップ防止模様の蓋しか見付ける事が出来ませんでした。
いずれも汚水蓋です。
こちらは小型蓋です。
左蓋は市章の下に「お」、右蓋は右下に「おすい」の文字が見えます。
こちらは、良く見られる地紋の小型汚水蓋です。
以降では、上水道関係他の蓋を整理します。
こちらも甲州市と識別できる蓋は多く見付ける事が出来ませんでしたが、これから徐々に交換されていく事と思われます。
こちらは、制水弁の蓋です。
こちらは、空気弁の蓋です。
以上で、その1.甲州市のマンホール蓋の整理は終了です。