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千葉県柏市のマンホール蓋(その2)旧東葛飾郡沼南町

2021-08-03 18:35:49 | マンホール蓋

沼南町の経緯は、昭和30年3月30日、手賀村と風早村の2村が合併し、沼南村が誕生しました。昭和39年2月1日に町制が施行され沼南町が誕生します。その後、平成17年3月28日に柏市に編入合併し消滅しました。

沼南町は、千葉県の北西部にあり東京都心から約30キロメートルに位置し、東は印西市、西は柏市、松戸市、南は白井市、鎌ヶ谷市、北は手賀沼をはさんで我孫子市にそれぞれ接しています。

面積は41.99平方キロメートル、東西11キロメートル、南北9キロメートルの広がりをもち、北総台地、手賀沼沿岸の低地および、台地に複雑に入り込む谷津田から構成され、標高は最高30メートル、最低2メートルのゆるやかな起伏のある地形です。

町章は、ショウナンの「シ」の字を図案化したもので、中央の丸が太陽を、小さな丸は月を表し、シを三水(さんずい)と見て水の意を表し、三日月形の底辺のわずかな突起の部分が樹木の幹と根を形どったもので「緑」を意味しており、全体として、太陽と水と緑を象徴しています。(昭和49年8月9日制定)

町の花は「ヒマワリ」、市の木は「シイ」です。(以上は、柏市HPより)

前置きはここまでとし、次は公共下水道に係わる情報です。
沼南町の公共下水道は、雨水と汚水を別々に処理する分流方式を採用しています。汚水は、千葉県の手賀沼流域下水道に接続され我孫子市にある「手賀沼終末処理場」で最終処理され利根川に放流されます。

それでは、マンホール蓋の整理に移ります。
沼南町の公共下水道のマンホール蓋には、デザインマンホール蓋が無いようで見つける事ができませんでした。
以降では、規格模様と呼ばれるマンホール蓋を整理します。
最初は、中央に「沼南」の文字が入る蓋です。
沼南町の誕生が昭和39年、町章の制定が昭和49年と合わせて考えると、沼南町の公共下水道は昭和49年以前から単独下水道として稼働しその当時の蓋ではないかと想像します。
左が雨水蓋、右が汚水蓋でしょうか。
 

こちらは、コンクリート製の蓋です。
「沼南」の字体が違うような気がしますが、如何でしょうか。
 

以降は、中央に町章が入るタイプの蓋です。
最初は、JIS規格模様の蓋です。
こちらの蓋には用途記載がありません。

こちらは雨水蓋です。
   

こちらは汚水蓋です。
        
こちらは同じタイプの蓋ですが、右蓋には下部に耐荷重量を表す「T-20」の記号が見えます。
 

こちらは、いずれも汚水の親子蓋です。
   
こちらは、Φ1200の親子蓋です。

こちらの蓋には、「ポンプ室」と書かれています。

次は、スリップ防止模様の蓋です。
こちらは雨水蓋です。
 
こちらは親子蓋です。

こちらは汚水蓋です。
 
こちらは親子蓋です。

次は、小型マンホール蓋や枡蓋です。
こちらは、亀甲模様の汚水蓋です。
 

他にも、色々な模様の汚水蓋がありました。
    

次は、コンクリート製の蓋です。
 

こちらは、プラスティック製の蓋です。

以降では、上水道関係他のマンホール蓋を整理します。
最初は、消火栓の蓋です。
 

次は、防火貯水槽の蓋です。
 
こちらの蓋は、中央が町章ではなく「沼南」の文字となっています。

次は、仕切弁の蓋です。

次は、制水弁の蓋です。
   

次は、空気弁の蓋です。
  

こちらは、排泥弁の蓋です。

最後は、公共基準点の蓋です。
ただ、こちらの蓋には沼南町を表す文字や記号がありません。
ファミリーマート柏南高柳店の交差点近く、鎌ヶ谷市との境でしたが設置場所は柏市側の路上でした。

以上で、その2.旧沼南町のマンホール蓋の整理は終了です。

コメント
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